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コロナでどう変化する?グロースハッカーが読み解く未来予測

コロナ禍やアフターコロナなどいろんな言葉や憶測が飛び交い、今も不安な状況が続いています。このnoteをご覧いただく皆様は無事でしたでしょうか?私としては、身近な友人に飲食業界やサービス業界を携わるヒトが複数人いて、もはや、”他人事じゃない”という状況です。

未だコロナ禍の状況は続いており、油断を許さない状態。その中で、我られに与えた影響はとても大きなものと考えます。

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このコロナ禍が与えた態度変容は、この先もずっと尾を引くだろうなと思っています。例えば、「商品1つにとっても、誰が触ったんだろう」と。特段潔癖症でなくとも、その影響を与えた意識変化。罹患拡大を抑えるためのロックダウン(出勤停止)によりヒトとの接触を断ち切った体験による経験変化

何が正しいかは誰も分からない、でも、少なくとも変わらざる負えない。では、何を変えたらべきなのか、そんなコロナ禍によって起きた変化について、グロースハッカー目線で本日は綴りたいと思います。
※発言は所属会社とは無関係な個人の見解です。

今後アフターコロナも見据え何を重要とすべきか

コロナ禍になって改めて気づいたことは、ウイルスがとても近くにあったと強く感じました。このウイルス時代でどう生きていくかを考え続けなければいけません。今までにないことを考え、行動し、これからの時代にアジャストさせなければ淘汰されてしまうというとは前提になると考えております。

その上で重要になることは、このウイルス時代に、
・このリスクとどうやって共存するか
・変わらなきゃいけないことと変わらざる負えないことを捉える

ことだと思っており、アフターコロナで今までの日常が戻るはないと確信を持っています。

共存すべきことや変わることを捉えるために、3つの観点から考察していきます。
1. 市場経済の形
2. 働き方含めライフスタイル
3. 家庭環境や教育

この3つでも様々なリスクが明瞭化でき、その変化を予測することができます。

1. 市場経済の形
飲食・美容・イベント・BAR・アパレル・スーパーなどヒトとか変わっていたサービスは大きく変化するでしょう。ヒトを介するサービスはリスクを抱えて運営することになります。ヒトを介しても大丈夫な環境や、ヒトを介さないビジネスモデルとして再構築されることでしょう。

2. 働き方含めライフスタイル
ビジネスとライフスタイルは交わり合い、私生活にどんどん溶け込むと予想できます。ビジネスに寄った話であれば、リモートになり"労働の不透明"や"成果を出せないヒト"が一気に増えることが予測でき、労働市場における2極化が大きな問題になるでしょう。このような実態も踏まえ、雇用側・被用側から労働様式は変わり、働き方改革となるでしょう。

3. 家庭環境や教育

業種業態に依存した収入のリスク、それに伴い、老後のリスク(独身のリスク)が可視化されました。さらに、リモート環境を設計する出費や、学校教育や学習塾(家庭内教育)などもオンライン化していき、収入と支出自体を安定化させる必要があります。

それぞれ明確な打ち手や様式変化は分かりませんが、おそらく解決策の共通点はコミュニケーションの疎遠にあたるのではないかと推察しています。ヒトの介在がウイルス時代のリスクになる以上、ヒトを離した様式設計になることでしょう。このように、3つの観点からもリスクと変化が垣間見えました。

なぜコミュニケーションが重要になるのか

オンラインやリモート環境が加速していくと予測した場合、ヒトとのコミュニケーションが失われることが想定され、それによりさまざまな悪影響が起きてしまうのではないかと考えております。

もちろん仕事を遂行する上で、最低限の会話はリモート上でもできるでしょう。しかし、リモート上でグループで会議をする、雑談をする、相談をする、というのは中々難易度は高いものです。オフラインの世界では簡単にできていたことが、デジタル上になると容易にできなくなります。

人類の歴史から考えると、ホモサピエンス→孤立→徒党→村→街→都市→国と集団をすることで力も知識も得てきました。そんな歴史を逆行し"コミュニケーションの疎遠"になることで様々な影響が起きると予測できます。

仮に、コミュニケーションが取れないことでなにが起きるのか、
・1人で抱え込んでしまう
・誰に相談したら良いかわからなくなる
・周りの進捗(成長)が見えず精神衛生の悪化
・自発的アラートが出せない
・自分1人で解決しようとしてしまい低レベル化
・他人の影響を受けにくくなり成長鈍化

と一過性なら良いものの、一般化された状態になると、コミュニケーションラインは最小限になり、ネットに点在する信頼性の低い情報を元に自発的に得るしかできなくなり、結果として視野・視座が低下が起きるでしょう。

コミュニケーションを取ることは、一見不要であり無駄な行為ですが、実はコミュニケーションを介して得られる
・他人の経験やノウハウ、価値観
・ストレス発散や自己肯定感、承認欲求
・解決法やアドバイス、なにかのきっかけや気付き

など恩恵は多くあるのです。

コロナ禍における最大のチャンスは

今までリスク面にスポットライトを充てておりましたが、この時期だからこそのチャンスはあると考えております。リモート化したことにより、生活環境は大きく変化しました。その環境変化は一律全員一緒になり、全員が模索している状況です。それこそがチャンスだと思っています。

もっと分かりやすく言うと、今までの絶対王者が、王者ではなくなり、横一線になった。ということです。勝てなかった若手やその領域で負けていたヒトが勝てるチャンスが訪れている、ということになります。

例えば、営業でプレゼンの天才がいたとします。今までは百戦錬磨だったものの、対面での営業活動できなくなりました。それにより、リモートでの営業に変わらざる負えなくなります。そうなることで、今までの場の空気や表情、声質などから、身振り手振りと圧倒的経験力の元で勝ち取っていたはずの状況から強制的に変更されます。
・テレビ会議になり見える範囲は変更
・音声もネットやマイクの音質に依存
・伝える声や表情もカメラに依存
・ネット環境やPC環境に依存しアンコントローラブルな状況が多発
このような状態に、望まずとしてなった場合、営業の天才は今まで通りの勝ちを続けられるのでしょうか?

そんなときに、資料を動画にしたり、VRやARなどのテクノロジーを駆使し2次元から多次元へと変化をするだけで、今までの成績上位者に勝てる可能性がある状況であるということです。

これは、どんなサービス、業種業態でも言えることで、どの業界の大手企業やエース人材も同じく悩み苦しんでいます。しかも、横一線で。今こそ、色々試し挑戦することで勝てる可能性はあります。

アフターコロナにおける課題とは

先程もお伝えしているとおり、過去の正攻法は通用せず、どこも横一線で思考し悩んでいる状況です。加えて、リモート環境における課題やリスクも点在している状況です。だからこそ、思考し起点を変え、戦い方を模索する必要があります。

この時代に明確な答えを持っているヒトはいません。いち早くトライ・アンド・エラーを繰り返し最適解を模索するか、にかかっています。そんな中、1人で抱え込み、1人で挑戦するには非効率です。

この時代、この状況、この試される期間を生き抜くために合理的・効率的な戦略設計が重要になります。それには、単独線ではなく徒党を組んでネットワーク化することが勝つ最短戦略だと考えております。

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例えば、このように感じる問題に対して考える方法を、1人ではなく、複数人で知恵を出し合い、助け合って算段を見つけるということです。そのためには、リモートという環境でコミュニケーションを取れるか、が重要になります。

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アフターコロナにおける課題に対して
・オンライン特有のネットコミュニケーションを活かす(SNS)
・物理的に減ったリモートによる結節点をいかに増やすか
・上記2点を組み合わせたコミュニケーションプラットフォーム化

を創ることが、この先の時代の攻略法だとグロースハッカーとしては仮説しています。

この話の結びとして

コロナ禍によって得られたことにより様々な恩恵もあれば、痛みもありました。元に戻ることより、変化し未来を生きるしか選択はありません。

コロナはヒトだけではなく、経済、さらに企業にも影響を与えるウイルスであり状況を捉え、対策をしなければアフターコロナでは、すべてがボロボロな状態になっていることも容易に未来予測できます。

いかに早く
・デジタル上での"コミュニケーション"を確立し民主化する
・デジタル上でのコミュニケーションプラットフォームを創る
・この状況に危機感を感じ、どう企業に対し働きかけるか

がアフターコロナにおいて重要な課題だと考えます。

"コミュニケーション"がこの先の時代に解決策となるトリガーだと私は考えております。ヒトリではなく、コミュニケーションを通じて脳をネットワーク化し、複数人で問題に取り組む、そうすることにより最適解への到達時間を圧縮し、痛み(問題による悪影響)時間を減らすことができます。アフターコロナを生き抜くためには"コミュニケーション"が大事だと私は視ています。面白かったり、興味を持った方はスキを!良ければフォローしていただけると嬉しいです。

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