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新入社員必見!どん底から脱出する方法をグロースハック

異動や転職がにより新しい環境で不安を感じるヒトも多いと思います。しかも、なかなか慣れず焦りを感じているヒトも多いのではないでしょうか。

ちょうどこの前、今年から配属になったヒトから「うまくキャッチアップする方法はないのか」と質問を頂き、返答した内容がなにかの役に立つのではないかと思いnote化しようと考えました。

私は過去のnoteでも綴っているように、マルチスキルを取得したキャリアパスなので、割とキャッチアップする能力が高いと思っています。そんな記事が気になる方はこちらからどうぞ。

見ていただいたら分かる通り、私はスキルを取得するために時間や、自分自身を分析科学したりしています。が、そんなことしなくてもいち早く経験者に追いつき、早期戦略になるコツを本日は綴ります。
※発言は所属会社とは無関係な個人の見解です。

早期にキャッチアップするということは?

早期にキャッチアップしたいということは、それはつまり「仕事ができるようになりたい」ということだと私は考えております。ではまず、「仕事ができる」とはいったい何を指すのかを考えていきたいと思います。

仕事ができる状態を、私はよく10,000時間の法則を活用しているのですが、それはある程度の経験年数を経て、自立自走できている状態のことだと思います。ちなみに、10,000時間に到達=一般的な社会人約5年目ほどだと考えられます。

通常業務のみで1万時間を達成する場合の計算式:
1日あたりの業務時間8時間、1ヶ月あたり約20日の営業日数。1年間12ヶ月あたり1,920時間充てることができるため、普通に過ごせば約5年で10,000時間を充てることができる

その10,000時間の中で、仕事への姿勢やスタンス/マインド、さまざまなツールやオフィススキルなども加え、生産性を高めるための効率性や各種の思考法や専門知識を身につけている状態を指すと考えております。

このようにただ「仕事ができるようになる」といっても、それらに近接するスキルを踏まえ、さまざまなコトをキャッチアップしなくてはいけません。しかし、点在するコト毎のキャッチアップ法を紹介するには時間も効率も悪いです(もちろん会得する方も情報過多になりよけいパンクするでしょう)。なので、すべてのキャッチアップに通づる"再現性"と"汎用性"をもったキャッチアップに必要な1歩目の思考をご紹介いたします。

再現性と汎用性をもった思考順序

再現性:同一の特性が同一の手法により結果が一致するかどうか
汎用性:ひとつの用途だけではなく、様々に利用、応用できる性質かどうか

誰でも同じことを利用することで同一の効果が得られ、どんなモノゴトでも応用できるキャッチアップ方法とは
1. 原理原則(全体像)を掴む
2. 方程式を作る
3. あとは量でカバー

で、どん底から成り上がることができます。その方法を以下の小節で詳しくご紹介いたします。

1. 原理原則(全体像)を掴む

私が未経験な環境でも、未取得なスキルの場合でも必ず行う思考の特徴です。よく新たなモノゴトをキャッチアップする際に、フローの初めから順序毎に教わったり、事例形式の座学で教わったりしますが、私はすべてすっ飛ばして目次と最後のページだけを確認し原理原則(全体像)を頭に描きます。

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原理原則(全体像)で把握できていると、「なぜこのサービスが必要なのか」「立ち位置や構造はどうなっているのか」「根本的な規則やルール」が明確になり、全体の内何がわかっていないのかが捉えることができます。

かえって、原理原則(全体像)で把握できていないと、
・終わりががわからず常に曖昧さがつきまとい精神衛生上悪い
・わからないことがわからないまま
・本質が分からず誤った教えでも質疑応答ができない

ことに繋がり、なかなか不安を脱せれず成長角度を下げてしまう、ということに繋がってしまいます。

2. 方程式を作る

ある程度、原理原則(全体像)が把握できれば、次は、わからないコトを詰め込んでいきます。それは、書籍やwebや体系化された育成フレームから取得して構わないのですが重要なのは、その上で、自分なりの方程式を見つけ出すことです。

そうすることにより、「Aの次はA+nとなる」というような教科書的事象が発生しない場合でも対処・応用することができるため、立ち止まる回数・時間を圧倒的に減らすことができます。

また、方程式を見つけ出すことがなぜよいのか、
・現実は教科書のような事象は起きない(イレギュラーばかり)
・結果が出ないということは方程式が間違い(改善点が明確)

であることからおすすめします。

3. あとは量でカバーする

原理原則(全体像)と方程式が自分なりに構築できれば、あとは
・知識"量"
・経験"量"
を徹底的に取得するだけで、ほんどのことは攻略できます。逆に、出来なかった事象はおおよそこの2つに要素分解ができます。

・知識"量"
知識は自ずと身を助け、自身を構成していきます。たとえば、議論で意見が言えないヒトは「自分の知識不足で足を引っ張りたくない」と考えるでしょう。それは、「自身の無知が恥ずかしい」という思いや、そもそも「議題についていけない」という機会損失です。それでは、知識を加えればどうでしょう。知識を入れておけば胸を張って言い切ることが出来ませんか。

・経験"量"
経験を判断を助け、仕事のスピートをあげていきます。たとえば、仕事ができない状態では、「あれこれ考えすぎて、自分では判断できなくなり進めない」ということがあります。考えて、わからないことは知識不足でしょうし、知識を加えた場合では、胸を張って分からない理由を踏まえて議論・質問ができるはずです。その結果、間違っていてもそれは糧となり経験として記憶されます。そして、次の事象のときでは、より早く決断と正解を掴むチャンスがうまれます。

グロースハッカーが教えるキャッチアップ術

仕事やスキルを取得するにあたって、効率的なキャッチアップ術なんて誰からも教わることはないと思います。それは、「複数のスキル取得をしない」や「経験を重ねたが、感覚で身につけた」が、ほとんどであるからです。

与えられた情報(データ)から、最適なパターンを判別し、重要な要素を選び取る。全ての情報を一語一句覚えることではない、ということに気付くこと、原理原則を理解してはじめて、目的を達成するための道筋が描けるのです。

私は、複数のスキルを取得する必要がありましたし、それを最短期間で会得する必要があったため”再現性”や”汎用性”を持ってキャッチアップしなければいけませんでした。体現したからこそ自信をもって推奨します。

このグロースハックは、あくまでもキャッチアップにおける思考や順序に関わる1歩目になります。どん底からいち早く這い上がり、ライバルから抜きに出るためにうまくご活用ください。

この話の結びとして

移動や転職、業界転身や新卒学生、いろいろ頑張っているんだけどなかなかうまくいかない。それは、モノゴトの捉える思考や順序を間違ってしまっている可能性があります。

大事なことは、
・原理原則(全体)を掴む
・方程式を作る
・量でカバーすること

これらのように、全体の箱のサイズや割合、決められた法則性を理解し、足りない中身である情報を入れる。それから、自分なりに方程式をつくり、経験と知識を入れ込むだけです。

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モノゴトは実は非常にシンプルで、簡単にも関わらず、その状況や環境によって見誤ってしまうことはよくあります。どん底からいち早く抜け出したいヒトはグロースハッカーの思考をお試しあれ!面白かったり、興味を持った方はスキを!良ければフォローしていただけると嬉しいです。

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