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ひたすら楽して人生げーむ18 休息の違い

こんにちはグリリバです!

今回は休息の仕方でストレスからの回復の違いについて記していこうと思います。

身体の回復はもちろんですが精神の回復も我々の日常では非常に大事ですよね。ですがその休息方法に間違いがあったとしたら?

アメリカ心理学会(APA)は、公式声明の中で現代人は間違ったストレス解消方法を使っていることが多いとの見解を発表しています。

甘いお菓子を食べたり、タバコを吸う。ソファでだらりと寝転ぶ、ぼーっとテレビを眺めたり、完全に無意味とまでは言いませんが、あまり効果的ではない。
アメリカ心理学会はこういった行為を推奨していません。

だったらどうするの?
ここで必要なのがコントロール感
産業組織心理学者のキャリー・クーパーはストレス対策にはコントロール感が非常に重要で必要であると言っています。
私には今、明確な目標があり、これを達成するには何をするべきなのかを理解している。心からこう思える状態のこと。

考えてみてください。上司や教師、親等に怒られることはあるはずです。
自分の不注意で物を落としてしまったり、仕事の確認不足で迷惑を掛けてしまったり。原因がはっきりとわかっているものに対しては、次からは注意し改善すればいいだけなので、それほどストレスは溜まりませんよね。
ですが、怒られた理由がわからなかったらとても不安になりませんか?
どうして急に怒ったんだろう?
もしかして嫌わているのかな?
もやもやが生まれネガティブな思考を引きずっていき大きなストレスになっていくことが多いと思います。(ある種のスノーボールですね)
そんな時に休日をだらだらと一日テレビを見て過ごしたり、買い物で好きなものをパーッと購入したり、一瞬はストレスから解放されますがその日の終わりには「ああ、何やってたんだろう」と虚しい気持ちになり逆に落ち込んだりすることもありますよね。私はありました。
非常に気楽で良いのですが、他人から与えられたものを消費する受け身の姿勢であるため、前向きな気持ちが生まれにくく休息の効果も低くなってしまいます。

ではコントロール感が得やすい休憩とは?

新たなスキルの学習=外国語の学習・楽器の練習・やったことのない技術
友人との交流=親しい人と日常的な問題やストレス等について語り合う
他者への貢献=ボランティアやコミュニティ活動・友人へのアドバイス

知らないものを学び、友と語らい、他人に心を配る。どれも積極性が高い行為でありそのおかげでコントロール感が上がります。そしてポジティブな感情が強くなり、ストレスから回復しやすくなる。
「受け身でやることがないから」や「暇だから」ではなく、「明日のお昼から本を読む」や「友人に話を聞いてもらおう」、このように明確な意図をもって休憩を決めていく。自分から動く攻めの姿勢がストレスに対抗するポジティブな刺激を脳に与えます。

と少し堅苦しい感じになっていますが。私の体験的に要約すると、ただ漫然とぼーっと流されていても何の刺激も受けないので、頭に残ったストレスの形は変わりません。そこを能動的に運動したり絶景を見に行ったりすると非常に気持ちの良い刺激を叩き付けられたストレスが粉々になっていくようなイメージじゃないですかね。
丸一日だるっと寝て過ごしていた時もあるのですが、その翌日はとても気怠く身体と心が重たくネガティブなことに引きずられていました。もちろんストレスの種となることもくるくると反芻させて苦しい思いもしました。
「何やってんだろう自分」みたいに自責の念に囚われること多かったです。
今は楽器と筋トレと読書の時間が爆増し、友人達とも程よく接する機会も増え、休日ですっきりすることが多くなりました。
ですので自分から動くことが人間にとって大切なことなんだなと強く感じました。狩猟時代なんて動かなければ死に直結するので、その頃から脳の構造が変わらない人間なんで堕落していると心身がゆるゆると死んでいくのでしょうね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
なんでこういう大事な仕組みを学校で教えないんだろうと思ってしまいますね。
次は自然に触れることでの癒しについて書けたらなと考えています。

では次回ぃぃ!!!

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