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【本屋大賞】歴代受賞作品 おすすめ本ランキング10選


「読書始めようと思うけど、どの本が面白いか分からないなあ…」

今回はこんなあなたにぴったりのおすすめ本をご紹介していきます。

<こんな人にオススメの記事>


✔︎ 読書を始めたいけど、何から読めばいいか分からない
✔︎ 絶対に外さない良い本を探したい
✔︎ 本屋大賞受賞作品を読み返したい


こんにちは、ゴミー(@GOMIE_BLOG)です。

全国の書店員が、今一番売りたい本を決めるというコンセプトのもと、毎年投票・審査が行われている本屋大賞。今回はその中でも特におすすめの10作品を、ランキング形式でご紹介していきます。

◆そもそも本屋大賞って何?

「売り場からベストセラーを作る!」「いちばん、売りたい本!」などのキャッチのもと、全国の書店員さんたちが投票者となって、毎年最も売りたい本を決める本屋大賞。

2004年〜と比較的歴史は浅い賞ですが、今では芥川賞や直木賞に負けず劣らずの認知度を誇っています。受賞作品の中には、一般的に難しいといわれているミリオンセラーを達成するものも少なくありません。

そんな本屋大賞の一番の特徴は、書店員という比較的読者に近い立場から選ばれている点です。
普段あまり読書をしない人にも親しみやすい本が多くノミネートされるため、全国的に注目度が高まっている賞であると言えます。

◆本屋大賞受賞作品 おすすめ本ランキング

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そんな本屋大賞の歴代受賞作品の中でも、特におすすめしたい本を「読みやすさ」、「面白さ」、「学び・気付き」、「感動」の4つの尺度でランキングにしました。ここでは、10作品に厳選してご紹介していきます。

また、多くの作品は映画化されており、その予告編をあわせて載せていますので、雰囲気を味わいたい方はぜひそちらもチェックしてみてください。

10位 羊と鋼の森 / 宮下 奈都 (2016年)

羊と鋼の森

読みやすさ:★★★★★
面白さ:★★★

学び・気付き:★★★

感動:★★★★


第13回本屋大賞、第4回ブランチブックアワード大賞2015、第13回キノベス!2016 第1位……伝説の三冠を達成!日本中の読者の心を震わせた小説、いよいよ文庫化!

ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。

高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長していく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った物語。

「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」

映画の予告編もありますので、気になる方はご覧になってみて下さい。


9位 ゴールデンスランバー / 伊坂 幸太郎 (2008年)

ゴールデンスランバー

読みやすさ:★★★★
面白さ:★★★★

学び・気付き:★★★

感動:★★★


衆人環視の中、首相が爆殺された。

そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない―。

首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。

スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

こちらも韓国版ですが映画の予告編がありますので、気になる方はご覧になってみて下さい。


8位 告白 / 湊 かなえ (2009年)

告白

読みやすさ:★★★★
面白さ:★★

学び・気付き:★★★

感動:★★


「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」

我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。

語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。

衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。

こちらも映画の予告編がありますので、気になる方はご覧になってみて下さい。


7位 夜のピクニック / 恩田 陸 (2005年)

夜のピクニック _ 恩田陸

読みやすさ:★★★★
面白さ:★★★

学び・気付き:★★★

感動:★★★★


繫ぎ留めておきたい、この時間を。

小さな賭けを胸に秘め、貴子は高校生活最後のイベント歩行祭にのぞむ。誰にも言えない秘密を清算するために――。永遠普遍の青春小説。

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。

甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。

学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

こちらも映画の予告編がありますので、気になる方はご覧になってみて下さい。


6位 52ヘルツのクジラたち / 町田 そのこ (2021年)

52ヘルツのクジラたち

読みやすさ:★★★★★
面白さ:★★★

学び・気付き:★★★

感動:★★★★


「わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」

自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる。

注目の女性作家・町田そのこの初長編作品!


5位 博士の愛した数式 / 小川 洋子 (2004年)

博士の愛した数式

読みやすさ:★★★★★
面白さ:★★★

学び・気付き:★★★★

感動:★★★★★


「ぼくの記憶は80分しかもたない」

博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた―記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。

博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。

あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。

こちらも映画の予告編がありますので、気になる方はご覧になってみて下さい。


4位 一瞬の風になれ / 佐藤 多佳子 (2007年)

一瞬の風になれ

読みやすさ:★★★
面白さ:★★★★

学び・気付き:★★★

感動:★★★★


「速くなる」

――ただそれだけを目指して走る。白い広い何もない、虚空に向かって……。

春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した2人のスプリンター。ひたすらに走る、そのことが次第に2人を変え、そして、部を変える――。

「おまえらがマジで競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」

思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説、誕生。

第28回吉川英治文学新人賞受賞
2007年本屋大賞受賞


3位 蜜蜂と遠雷 / 恩田 陸 (2017年)

蜜蜂と遠雷

読みやすさ:★★★
面白さ:★★★★

学び・気付き:★★★★

感動:★★★★


俺はまだ、神に愛されているだろうか?ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作!

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。

・養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。

・かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。

・音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。

・完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。

彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

こちらも映画の予告編がありますので、気になる方はご覧になってみて下さい。


2位 舟を編む / 三浦 しをん (2012年)

舟を編む

読みやすさ:★★★★
面白さ:★★★★★
学び・気付き:★★★★

感動:★★★★★


出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。

新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。

不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!

こちらも映画の予告編がありますので、気になる方はご覧になってみて下さい。


1位 海賊と呼ばれた男 / 百田 尚樹 (2013年)

 海賊と呼ばれた男

読みやすさ:★★★★
面白さ:★★★★★
学び・気付き:★★★★★
感動:★★★★★


すべてのビジネスマンに捧ぐ。本屋大賞の話題作。

ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。

一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。

石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。

こちらも映画の予告編がありますので、気になる方はご覧になってみて下さい。


◆最後に

「本屋大賞受賞作品のおすすめ本ランキング」、いかがだったでしょうか。

大賞受賞がすべてではありませんが、ここで挙げた本で外れることはないと思います。映画の予告編を見て頂いた方は分かるかもしれませんが、正直どの作品も涙溢れる自信を持ってオススメできる作品しかありません。

特に「これから読書を始めたいけど、どれから読めばいいか分からない」という方にとっては、手に取っていただきやすい本ばかりですので、読書の入り口として頂けたらと思います。

また、このブログではおすすめ本紹介だけでなく、「5分で読める本の要約シリーズ」も発信しておりますので、興味を持っていただけた方は合わせて覗いてもらえたら嬉しいです。


今回は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました。今後も仕事や人生に役立つ情報をどんどんアップしていきますので、覗きにきてください。

ではまた!

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