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【メモ】映画-新宿-1986

ちょっと前に映画の題名が書かれた古いメモ書きを見つけた。公開日なんかを調べてみると1986年のものらしかった。何となく思ったのだが、思い出せる当時の状況をメモしておきたくなった。なのでこれは、全く個人的なメモである。(※ホントにそれだけ)

三月:「愛と悲しみの果て」新宿。

当時の彼女の美佐子と見に行った。というか彼女になってほしくて誘っていたというのが正解かも知れない。というのも、次のメモに別の女の子と出かけた記述があるので、まだ美佐子とちゃんと付き合う前だったようだ。

六月:「ロッキー4」新宿。

知り合いの女の子と先行オールナイトで見た。別に言い訳する必要もないのだが、それだけだった。新宿でオールナイトで映画見て何もなかったって、きっと美佐子のことを気にしていたんだと思う。この子の名前をもう思い出せない。

十二月:「トップガン」新宿。

美佐子と行った。もうこの頃は付き合ってた。なぜかこの日の記憶は鮮明にある。付き合い始めでとってもいい時期だったのかも知れない。

十二月:「キャッツ」新宿。

これは映画じゃなくってミュージカル。新宿駅の近くに仮設テントみたいな劇場が建てられていてそこで劇団四季が公演していた。美佐子が誘ってくれて一緒に行った。大がかりな舞台装置と豪華なキャストに圧倒された。

ところで、なんで新宿ばっかりなのか? 単純に最短で落ち合える場所だったからかな。京王線と中央線。自分が調布で美佐子が高円寺。

古い映画を思い出す時、必ず誰と何処で見たのかを同時に思い出す。それと街の匂いみたいなものも。たぶんそれはずっとついて回るのだろう。こんな感覚は自分の場合、映画とセットならではのような気がしている。

以上、昔のメモ書きに対する今のメモ書き。

 
 

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