「塩漬け」じゃなくて「大事にあっためておく」ようにする(GTDにおける「保留」の位置づけ)
何か行動をしようと決めても、なかなか実行がなされないようなものが、堆積していく様について、よく「『塩漬け』になっている」という表現を使います。
「to doリスト」の中で、まさに漬け物のように、存在を認識しながら、重い石で蓋を閉めておいてあるように存在を続ける項目です。
あなたのto doリストにもそんな項目ありませんか?
さて、どうしたらいいのでしょうか?
まずは決めること:やるの?やらないの?
まずは決断することです。長い間実行されずに存在している「to do」は本当に「to do」なのか?を判別する必要があります。
ここでは、無理に行動をすると決める必要はありません。自分に正直になることと、勇気を持つことです。
やる!→踏み出せる「最初の一歩」を決める
もし、もう一度「やる!」と決めたならば、踏み出せるだけの「最初の一歩目」を適切に決めましょう。大きすぎる「to do」は実行されずらいものです。プライドが傷ついたとしても、とにかく自分が踏み出せる簡単な「to do」を設定しましょう。
(今は)やらない!→「あっためておく」=保留リストにて管理する
もし、「(今は)やらない!」と決めたならば、来たるべき日のために、暖めておく必要があります。いつかタイミングが来た時に、しっかり実行に移すためには、リストに入れて管理しておくことです。
そのためのリストが「保留リスト(いつかやる/多分やるリスト)」になります。ポイントは「保留状態を見直す日付」を決めて入れておくことです。
世の中において「『保留』を管理する」という発想は薄いように思います。実は、保留を捨てずに管理の範囲に入れておくことは、不安感を和らげ、集中につなげるためには重要なことになります。
GTDの整理術ことはよくわからない、という人でも「to doリスト」管理を行っている人であれば、ぜひ手元の「to doリスト」に追加して「保留リスト」を活用して欲しいと思います。
それだけでも、ストレス軽減や生産性向上に寄与すると思います。
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