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「実行の誘惑」から自分を引き戻すには?

GTD(に限らず仕事術全般)を継続する上で難しくなるのは、「実行の誘惑」に負けずに整理する時間を確保することだと感じています。

たとえば、10分だけ時間が出来たとします。その時の選択として、作業を進めるという「実行」をとるのではなく、状況の「整理」にその10分を使うという選択をすることが、GTDの継続には大事です。

もちろん毎回「整理」を選択する必要はないですが、「整理」を日常的に進めることが、仕事の大きな破綻を避ける良い方法だと言えます。

問題は、「実行の誘惑」が強力だということです。
「見えている仕事を早く片付けたい」「一つでもタスクを済ませておきたい」という気持ちはなかなか抗しがたいものです。

誘惑に負け続けないためには?

1番手っ取り早いのは、コーチやトレーナーをつけることです。定期的な振り返りを一緒に行うことは、整理するタイミングが作れるというだけではなく、日常の整理する時間をどれくらいとれているのか?を考えることにもつながります。

コーチやトレーナーをつけるのが難しいという場合には、定期的な振り返りデーや振り返りのタイミングを決めておくことです。セルフコーチングやセルフトレーニングを行うことが重要になってきます。一人でそれらを管理して、行うことができるならば良いのですが、人間そこまで強くない、ということは承知しているつもりです。

そこで、振り返りは一人で行うのではなく、同じようにGTDに取り組んでいる人とタイミングを合わせてアポイントをとって、一緒に振り返りを行う場を持つことが出来れば理想です。コーチやトレーナーのように話を聴いてもらったり、アドバイスをもらったり、ということが例えなくとも、他人とGTDの振り返りの約束をとって、そういった場を作ることが、振り返りをする、ということの実行度合を上げることが可能になります。

理想的には、職場や家とも違うサードプレイスで、オフサイトした状態で、そういった振り返りが行えることでしょうか。

そういった場を提供することや、場だけではなくトレーナーやコーチとしての関わりによる価値の提供も今後は視野に入れていきたいです。

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