意識の外にある「気にならないもの」を扱う
恥ずかしい話ですが、外出自粛の流れもあったため、我が家のクルマのバッテリーあがりをさせてしまいました。
そういえばここのところ外出自体を避けているのもあり、車を全く動かさない日々が続いておりました。
GTDは「気になるもの」からスタートする
さて、今回の件で実感したのは、GTDの仕事術・思考法は「気になるもの」がスタートだという点です。
頭の中の気になるものを外に置く、というのがStep1把握するの重要なポイントになっています。
そうなると、今回のように「気にならないもの」という事柄については、GTDでのスタートに乗ってこないことになります。
たしかに「気にならないこと」というのは頭の中には存在もしないので集中を阻害するような要素にはなりません。
しかし、実生活の中ではそういった「気にならないこと」が放置されることで困る事態になることもありうるわけです(今回の車のバッテリーのように・・・)
これを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?
「気にならないもの」を見つけるために
「気にならないこと」を見つけるためには、以下のような方法が有効と考えます。
1:日常のメモレベルの「把握する」書き出しだけではなく、定期的に時間をとって身の回りなどを観察し、しっかりと「書き出す」ようにする
2:誰か他者をつかまえて、話をしながら抜け漏れの可能性を他者の視点で確認してもらう
どちらも手間・時間をかけることになりますので、毎週の振り返り(Step4「更新する」のレビュー)において実行するのも少し負担になるかもしれません。理想的には毎週こういった徹底ができれば良いのですが、月に一回程度でも効果はあるでしょう。
最後に
「気にならないこと」というのは、自分自身の認識外に存在しているものになります。そういったものを認識するのは難しい作業になります。ただし、視点や感覚の違う他者がいるとだいぶ助かることが多いと思います。
ただその場合に注意したいのは、他者からの「ご意見」に素直に耳を傾ける姿勢、ということになるでしょう。
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