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「自分で決めることの重要性」と「自分で決めたくない理由」(GTDと宙船と・・・)

歌詞には、濃い言葉が凝縮されています。だから歌を聞くことが、良い内省のトリガーになることは結構あるように思います。

今日の記事は「宙船(歌詞 中島みゆき)」がトリガーになっています。

どうでもいいことですが、高校野球で甲子園の行進曲になっていましたが、行進向きではないだろ、と。懐かしい。

自分で決める

さて、

GTDの実践では、自分で自分のことを決めることが大事になってきます。曖昧な「気になること」を、

・何をするのか行動を納得するよう決める。

・どこまでをゴールとして目指すのか納得できるものを決める。

ここが重要になってきます。これらを決めて、管理するから日々落ち着いて過ごせるのです。

何をしたらよいかわからない・・・

そんなことを言っても、新人になると「何をしたら良いのか行動が決められない」という事柄が多い、という人もいるかと思います。

こんな時は、問いかけをしてください。

「「わからないこと」を解消するには?どうするの?」という問いかけをするだけです。

結果としては「相談する?」「調べる?」それとも「今は考えるのやめておいて、他のことする?」など。何か行動レベルが出てくるはずです。

そして、どの行動をとるのか、は全ては自己選択です。

決めない・決めたくない

日常生活を振り返ってみて、自分で色々と物事を決めていますか?

意外と自分で決める以前に、周囲に決められていることが多いように思います。そして、その流れに乗っているだけになっている。

納得はしていないのに、行動をとっているような事象です。

自分で納得するよう決めるということは実は勇気がいることだったりもします。

決めたのが自分であれば、責任は自分にある。

失敗したときの逃げ道はない。

決めなければ、責任は回避できる。物事は始まらないし、他人が決めたのであれば責任は他人にあるから言い訳がたつ。

こんな感覚があるのではないでしょうか。

自分が決めても、決めなくても、そこにある

自分が納得していなくても、「気になること」・「やるべきこと」は確実に存在しているのです。

物事に対して、受動的に過ごすか・能動的に過ごすかというのは選択です。常に能動的では、疲れてしまうので、受動的になるタイミングも人間あるでしょう。

ただ、能動的に物事を認識し(Step1の「把握する」がこれにあたる)、Step2の「見極める」において決める勇気を持つことが、コントロール感につながり、それが集中を生むのです。

自分自身が船自体でもあり、漕ぎ手でもあるのです。

まさに、

「その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ(宙船 中島みゆき)」

ですね。



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