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今すべきは、機械的作業か、クリエイティブな仕事か(「最適な選択」とは?)

抱えている仕事を冷静に見た時に、単純作業でこなしていく仕事もあれば、新しいものを考えて形にしていくという仕事もあります。そういった多様な仕事を抱えている中で、仕事の選択をどのようにしたらよいでしょうか。

この疑問にもGTDは指針を与えてくれます。

「何が大事か?」は、絶対的なものではない

まず、どちらが大事なのか?ということは一概には言えません。それは自分自身の状況によっても変化するからです。

GTDではStep5の「選択する」にてそのことを扱っています。仕事の選択において、重要になる要素として3つの条件を提示しています。

1:状況(場所や今携帯しているツールといったこと)

2:時間(今どの程度の時間をその行動に使えるか)

3:資源(自分の心身のエネルギー)

作業というよりも、自分自身の状況ということが選択に影響をしてくる要素としてあげられています。

つまり「作業・業務を比較して見る」ではなく「自分自身の置かれたこれらの要素をもう一度自覚してみること」が重要になります。それを明確にすることによって、やるべきことが見えてきます。

最後は自信を持って選択ができるか、ということ

仮に最適な選択を実際にしていたとしても、実行する自分がそのことに自信を持てていなければ、意味がありません。

自信を持った選択ができていなければ、その他の選択肢への未練や不安といった要素が入り込み、集中力を下げる結果になります。

自信を持って選択するためのポイントは、自分が自信を持って選択ができる状態まで手元を整えておくことになります。

実は、仕事の選択・優先順位をつけるということよりも、そのために日々の把握・見極め・整理をしておくことの方がはるかに重要なことになります。

手元が未整理の状態からでは、いかに優秀な思考を使って優先順位をつけようとしても、追いつかないものです(必ず手元の明確化し、整理することが必要になるはずです)

選ぶ技術を磨くよりも、その手前の整理する技術を磨きましょう。



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