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思考と行動のギャップをマネジメントする(GTD的な視点で)

パスカルは、人間について考える葦という表現をしていますが、「考える」ということはそれくらいに人間にとって重要なことと言えるのでしょう。

生き物の実体としては貧弱だとしても、思考は自由で無限の可能性がありうる。

でも、その思考・考えることがパワフルなためにストレスも増えてしまうとも言えます。

思考と行動のギャップ(実体は一つのため・・・)

色々なことを考えることができるのが人間ですが、それらを実行しようとすれば、ただ一つのことしか行動をすることはできません。

この考えていてもそれらの中から一つを選んで行動をしなければならない「思考と行動のギャップ」によってストレスが増えることになります。

また、一つの行動を選んで実行をしている段階で、行動していること以外のことが頭に浮かんで思考が始まろうとしてしまうことがあります。これもストレスの元になります。

そこでGTDが有効に働くことになります。

効果的な選択のために

豊富な思考から一つの行動を選ぶために必要なのが、GTDで言われている見極めて、明確化する、ということです。良いアイデアでもそれを実際にできる具体的な行動として明確にしなければ夢物語で終わってしまいます。

効果的な選択するためには、明確化が不可欠です。

行動への集中(意図的に思考を止める)

自分が集中したい時に、余計なことを思考し始めてしまうのは集中を阻害します。こういった時にGTDの「把握する」が効果を発揮します。とてもシンプルですが、頭に浮かんだことはとにかく書き出して頭から叩き出しておくということです。

忘れようとしても忘れられないのが人間の脳ですから、それならば書き出すことでその事柄を外部化してしまうのです。

とにかく手元にメモ紙とペンを常備しておく、またはスマホの活用でも結構です。

上手くマネジメントする

上記のように思考と行動のギャップをマネジメントすることは、ストレスケアや行動の質・量にもつながり、その結果・成果にも影響をしてくることになります。

GTDに限らないのでしょうが、人間にとって、思考のパワフルさに比べて行動は思いの外、貧弱とも言えます。それを意識して上手くマネジメントしてあげる必要があるのでしょう。


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