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【タイ】立ち寄りタイ旅行記。

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タイに赴任してから通算15年。年間30回はタイ国内線にのっています。タイ在住だからこそ立ち寄れる場所を紹介します。
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バーンルアン100年市場(Bang Luang 100th Years Market)

タイには100年市場と呼ばれる市場が沢山ありますが、今回はナコンパトム県にあるバーンルアン100年市場に行ってきました。ナコンパトムなので少しバンコクから遠いですが車でバンコクから片道1時間30分程度の場所にあります。 100年市場と呼ばれる市場の大半は観光化された市場がほとんどなのですが、この市場を一言で言うと「地元の人向けの市場」という要素が強く、まだまだ観光客向けにあか抜けた感じはありません。その地域に住む方々が普段から利用する市場が100年の歴史を持つ、という感じの

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タイ・ナコンパトム レッドロータス水上マーケット

有料
100

ただひたすら魚介類を感じ続けられるタイ・バンセーン市場は単品直売マーケテイングを学べる学校だった。

 バンコクから近い"本格的"な魚市場を知っていますか?友人から受けた質問がバンセーン市場を知るきっかけでした。バンセーン市場はタイ湾に面したタイ東部にあります。近隣には日系企業が数百社入居するアマタナコン工業団地や、日本人が数千人以上住むシラチャ地区があります。バンコクではなく、タイ東部に住む日本人たちにとっては馴染みの深い本格的な魚市場です。(地図:Google Map)  バンセン市場は小さな漁港に横付けされた市場です。船が漁から戻るとすぐにここで販売されます。近隣港で

街歩きチェンマイ。城郭の外、川の向こうで感じた2kmのレトロとモダンの共存。

 チェンマイは古都ということもあって、タイの歴史ある古き良きを感じることができる街です。日本でいう所の京都のような雰囲気もあり、バンコクの「いわゆる東京感」とは一線を画しています。気候もバンコクと比べて北にあるぶん過ごしやすく、避暑地としてお隣のチェンライと共に有名です。  これまで多くの国を旅してきた中で、個人的な印象ではありますが、避暑地と呼ばれる地域にはレトロ&モダンの共存が発生しやすいと感じます。例えば隣国ラオスでいえばルアンパバーンなどが避暑地になりますが、ルアン

タイの首都から古都を繋ぐ道の終着地。鉄道ファンなら1度は行きたい。城塞都市「チェンマイ駅」

 タイには東西南北に走る国鉄があります。テレビ番組の「世界の車窓から」も2017年に南に向けて走っていました。北の玄関口ともいえる古都チェンマイ、ここにもバンコクから約700kmに渡り国鉄の線路は伸びています。日々観光客からタイに住む人まで多くの人を運び、愛されている鉄道です。  始発駅のバンコク・フアランポーン駅からは約11〜12時間かかります。観光地でもあり工業地帯としても有名なアユタヤや猿が街中に溢れているロッブリーなど、列車は歴史的に重要な場所を通過するルートを走っ

トゥクトゥク好きなトゥク男達に贈る「チェンマイ」のトゥクトゥク。バンコクよりモダンなモデルも多かった。

タイの観光地で必ず見かける三輪タクシー「トゥクトゥク」。メーターで料金計算をするタクシーが普及するタイにおいてもなお生き残っている料金交渉制のタクシーです。 車体はダイハツ製が多く、ダイハツ・ミゼットがその原型になっているようです。原型というのは理由があって基本的にトゥクトゥクは改造が前提なのでダイハツがトゥクトゥクの現在の形を販売していたわけではないようです。 タイにこのダイハツ製の三輪自動車が普及してきた理由は諸説ありますが、ODAで日本から中古で入ってきた事がきっか

タイ最強のガジェット売り場・パンティッププラザはチェンマイにもあった

パンティップと聞けばバンコク在住の人は「ああ!あのペッブリー通りの!」とか「ああ!伊勢丹から近いようで微妙に遠いあれか!」と思うことでしょうね。実際に僕もそう思っていました。パンティップはタイに1つ!と。 いやはや、思い込みって怖いものです。 聞いてしまったんですよ。僕は。社員から。「ボス、チェンマイにもパンティップあるんだよ」と。タイ第2の都市といえる古都チェンマイの地にパンティップがあるんだよと。なので早速(別の用事で)チェンマイに行ってきました。 いきなりバラしち

「川の上で住んでみないか」そんな声に誘われてやってきたタイの奥地で経験した電気への個人的愛情

ある日、社員から突然言われた。 「ボス。川の上で住んでみないか」 最初は「あぁ?何言ってんだ?」とあまり気にもとめていなかったのですが、少し時間を置いて考え直すと「海や湖ならわかるが、流れのある川の上で住めるのか?」という興味が湧き、その興味は無視に勝てないことを悟るまでわずか1分。僕は川の上に住んでみよう(体験だけで十分)と思い社員達と旅に出ることにしました。 場所はタイ王国・カンチャナブリ県。首都バンコクから西に2時間ほど車で移動した場所にある県。ミャンマー国境から