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習慣化をはばむ心の声にどう向き合う?

 最近体重が増えているので、運動と食生活の改善に取り組んでいる。
 人間ドックで内臓の不調を指摘されているので、自然と力が入る。

 でも、取り組み始めはとてもキツい。習慣にする時に最初が肝心というが、本当に最初は苦しい。
 食事も野菜中心、炭水化物は減らし、糖類が入っている飲み物は飲まないというルールをつくったが、禁断症状のようにご飯を食べたくなるし、甘い飲み物を飲みたくなる。
 運動も最初の2,3回は勢いで出来るが、数日過ぎると段々と億劫になり、止めたい気持ちがどんどん高まってくる。やっぱり一番最初のハードルが一番高い。

 高いハードルの一番の原因は心の声。ありとあらゆる言い訳、方便が聞こえてくる。「栄養不足になって、体調を崩しては元も子もない。」「運動を頑張り過ぎて、怪我したらどうするのか」「継続するためには、ほどほどがいいんじゃないか」など、沢山の声が止めるように促してくる。
 そんな心の声と自分が同化すると、気がつけば心の声の言われるままに動いている。そして挫折してしまっている。

 しかし、そんな心の声に意識して気付くと、心の声から距離を置くことが出来る。どんな理由づけをしているのかなとか、どんな表現をしているのかなと心の声に注意を向ける。「心がこんなことを言っているよ」などど面白おかしく考えてみるのも、心の声と距離を置くのによい。

 そしてもうひとつ、客観的な数字を記録する。その記録を見ると、今の自分の客観的な状態が明らかになる。自然と冷静になり、心の声から完全に離れることが出来る。

 これまでも、いろいろな事を習慣に出来ず挫折してきた。
 今思えばその時、心の声に気付くことと、客観的な数字を記録すること、このどちらかもしくは両方ともをしていなかった。その時はほぼ確実に習慣に出来ないままに挫折している。

 今回は、今のところ両方とも出来ている。開始して1ヶ月半、ほぼ計画通り体重が落ちている。果たして目標の達成なるか。

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