見出し画像

~自分ごとに変えるアイテムはクレド~

今回初めてライターの方のクレド作成支援に携わりました。
子育てをしながら親の介護も考えなければならない世代。
女性です。
そんな環境の中で打ち出したいテーマは3つありました。

  1. 子育てを通じて子どもたちと自分の自立

  2. 対等な夫婦共存関係

  3. 仕事では編集ディレクターとして共働できる関係

バリューの中にも入っている項目。

クレドの作成サポートをする際には、必ず最初に今までのキャリアの経緯と背景をヒアリングすることにしています。
理由は、実際の経験から得た観方・考え方・捉え方を知るため。
そこをはずすと本当の想いが見えてこない。

彼女の場合は組織での仕事経験が浅く、結婚後はご主人の転勤で一つの仕事に長く携わることがなかった。
そのため成功体験に乏しい印象でした。
子育ても悪戦苦闘している様子があり、そんな中でフリーランスのライターの道を選んだ。

環境のせいで自己肯定感が低く自信がない状態からスタート。
クレドは今できているかどうかは関係ない。これから目指す姿を明文化するものだから…。
できあがってから行動に移して十分に間に合います。
そのクレドは下記の通りです。

<ミッション>
リアルとWeb双方で顧客と消費者が繋がり合い、ストーリーが織り成す空間演出に貢献するディレクターになります。
 
<ビジョン>
自立・共存・共働が実現できる姿を子育て世代の主婦や家族を支える人々、子どもたちに見せることで未来のあり方を創造します。
 
<バリュー>
❋仕事・家庭・地域のみなさまの想いを紡ぐコミュニケーター…関わる相手の多様性に関心を示し、言葉の奥にある心を観ることでお互いの「伝える」と「伝わる」が一致するコミュニケーションを実現します。
 
❋リアルとWeb両方の活動で美しい音色を響かせる調律師…どちらも相互補完することで強みを活かし、状況にマッチした作品づくりに徹します。
 
❋後世にも残したい技術や人物の伝承者…作品を通して子どもたちにもメッセージが届くよう普遍的価値の語り部となります。
 
❋自立・共存・共働を旗印に掲げる推進者…子育てを通じて子どもたちと自分の自立、対等な夫婦共存関係、仕事では編集ディレクターとして共働できる関係の3つのパートナーシップを築きます。
 
❋行動しながら考えるスタイルの先導者…小さな行動を積み上げながら改善を繰り返し、期待を超える価値を提供します。

クレド(特にバリューの部分)と毎日の行動を照らし合わせて振り返ることが重要です。
これは日々の積み重ね。
その積み重ねがミッションに沿っているか、ビジョン実現に向かっているかを定期的に検証する。
時間をかけながら地道に繰り返すことです。
小さなことの積み上げが“積小為大”になることを忘れたくないものです。

最期までお読みいただき有難うございます! これからも【人としてのあり方とやり方としての戦略】に特化して情報発信していきます。 記事内容向上のためにも感想等をいただければ嬉しいです!