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~起業からサクセスロードへ~

僕がサポートしているトレーニングジムが波に乗ってきました。
OPENは昨年の12月。
開業3ヶ月で黒字化に成功。
今は4ヶ月目ですが、さらに伸びています。

その要因と今後の展望、確実な成功にむすびつけるにはどうするかという視点からみてみたいと思います。

順調になりつつある理由は5つ。

  1. コンセプト(クレド)の事前策定

  2. ターゲット顧客の絞り込み

  3. オーナーがインフルエンサー

  4. トレーナーの質の高さ

  5. 特殊な機材の活用

まず、ジムのコンセプト策定から始めました。
「なぜ?」「どんな目的で?」「どのような方法で?」「何を成したいのか?」
“あり方”を決める。
ここを最初に明確にしておかないと、実践中にブレる可能性が高いから。

次に、ターゲットの絞り込み。
これは開店前の予想とかなり違ってきた。
最初に想定したのは、姿勢の矯正を求める人と軽度の脊髄損傷者。
オーナー自身が脊損者であるとともに、ずっと脊損者に向き合ってきたトレーナーとのコンビだから。

しかし、フタを開けてみると、意外にアスリート系から支持されるようになっている。
特にゴルファー系。
お試し体験前後では明らかにスイングがよくなっているのを実感するそうだ。
これが口コミにつながり、顧客を増やしている大きな理由。

オーナーは元々You Tubeでは1万人以上の登録者を持つちょっとしたインフルエンサー。
そこから重点をInstagramにシフト。
会員であるゴルファーのリール動画によるトレーニング風景を観てホームページから予約というのも今月から出てきました。

<ジムのインスタURL>

トレーナーはオーナーの奥さん。
明るい接客と経験に裏打ちされた確かな技術の持ち主。
パーソナルトレーニングが増えているので、間違いなくキーマンですね。

さらに、大阪ではここしかないトレーニング機材が何台もあるのは強みの一つ。
通常のジムでは、ウェートトレーニングのようなアウターマッスルを鍛えるものが主流。
体幹やインナーマッスルを強くすることに注目しているのが独自性を生み出しています。

身体機能の向上や疲労回復に使うパワープレート
体幹やインナーマッスルを鍛えるマシンの数々

さぁ、このペースで歩んだらその後はどうなるか?
その前にちょっと待った!

その事業の方向性が正しいかどうかを判断するにはもう少し時間が必要。
最低3ヶ月。
3月はラッキーなスポット案件があったので、6月までは観察しないとわかりません。

  • その間に分析と仕掛けを加速させます。

  1. 「本当にゴルファー中心でいいのか?」

  2. 「他のアスリートの可能性は?」

  3. 「見込み客の主な導線はどこにあるのか?」

  4. 「キャンペーンをうつ場合、何がどんなタイミングで効果的か?」

  5. 「アスリートのインフルエンサーをどう呼び込むか?」

この5つの視点に立って6月まで進んだ結果がどうなるか?
そして、ここから中長期を見据えた戦略と戦術を立てていく。
同時に、コンセプトに沿っているか!?も定期点検が必要。
急激な右肩あがりではなく、持続的に成長する事業を目指す。
今から楽しみです。

Rvive Gym訪問時のオーナーと筆者


最期までお読みいただき有難うございます! これからも【人としてのあり方とやり方としての戦略】に特化して情報発信していきます。 記事内容向上のためにも感想等をいただければ嬉しいです!