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夏の信州、天空の草競馬と輝くブドウ畑を楽しむ旅(1/2)

ブドウ・ブラジル・ブルーベリー、「ブ」三昧の1日目!編

コンセプトは地元のコネ全開、信州の魅力満開。我が地元、信州塩尻の四季折々の素晴らしさ広めるための体験企画、しおじり遊び。季節ごと、年に4回の開催で今回は第14回目の開催。
(前回、春のしおじり遊びの様子はこちら
今回の旅のテーマは天空の草競馬、日常からのエスケープ
灼熱の下界を忘れて、爽やかな信州を満喫した旅のダイジェストをどうぞ。

ピッカピカの夏野菜を収穫

日常からのエスケープがコンセプトの今回は、とれたて野菜のバーベキューからスタート。

初夏の長雨の影響で、野菜の生育がやや遅れているものの、今回もトマトナスキュウリササゲピーマン、おばちゃん自慢の無農薬トウモロコシなどを、たんまり収穫。

これはちょっと珍しいブラジルのキュウリ
畑のおばちゃんが言うには「ブラジル人が種を持って来て、植えてくれって言うから植えたんだよ。出来た実をあげたら懐かしいって喜んでいたけど、食べても大してうまくねぇんだよなぁ
おばちゃん、ブラジル人には優しいけれど、ブラジルキュウリの味には厳しいのね(笑)

ブルーベリーも収穫

野菜収穫のあとは、おばちゃんの畑から徒歩3分のブルーベリー園へ!

入園料無料! 食べ放題! お支払いは取った分だけ! という太っ腹さ!
植えてあるブルーベリーは11種類だとのことだけれど、素人目には大粒と小粒の違いは分かるけれど、それ以上の違いは分からない。
よく熟して色が濃くなっているものを選んで一粒つまむ。
余計な力をかけなくても、果実が枝からコロリと取れるのは熟れている証し。
食べ放題、記念すべき一口目。
陽に照らされていたので口に入れた瞬間に温かく感じるのが面白いけれど、力強い甘酸っぱっさとミントのような爽やかな香りに頰が緩む。
二口目。調子に乗って5、6粒を一気に口に放り込む。
おー! 口から全身に甘酸っぱっさが巡るー!
ウチのバルコニーでもブルーベリーを育てているけれど、やっぱりプロの作る果物は全然違うなぁ。

取り憑かれたようにブルーベリーを貪り食って、はたと我に返る。
あ、食べに来たんじゃなくて収穫に来たんだった……。
いざ収穫となると、熟れ具合の見極めや一粒ずつの摘み取り作業などなど、結構手間がかかる(そして暑い)
ちなみに、ブルーベリー園の奥さんは、ブルーベリーを食べまくっていたら老眼も良くなったらしい!

とれたて野菜のバーベキュー

何は無くともビールで乾杯!

アウトドア料理の定番、ジャーサラダでスタート。

おばちゃん自慢の無農薬トウモロコシは、皮をつけたまま遠火で蒸し焼きに。

今回のゲストのお一人がかつてタイに住んでいた頃に地元で慣れ親しんでいた食べ方だとのこと。
結構しっかり、黒くなるまで炙ってから皮を剥く。

ゆでトウモロコシとはまた違う、瑞々しく輝く粒
とれたてのトウモロコシならではの、青くて甘い香り
一口かじってみると、都会のトウモロコシとは比べ物にならないプチプチの歯ごたえ。
甘い!
水っぽさもなく、味が凝縮されている感じ。これも素晴らしい。

サングリアも楽しみつつゆるゆるとバーベキューすること1時間。

とれたての野菜を使った本日のメイン料理。
丸鷄と夏野菜のダッチオーブン煮込み

とれたてのトマト、ナス、ピーマンをたっぷり入れて煮込むだけのシンプル料理、と見せかけて、鶏のお腹にはチーズライス。
火が入ったトマトのうま味と丸鷄の出汁を吸い込んだライスがモチモチのうまうま

ちなみに、例のブラジルキュウリ。

食べてみると青臭く無いキュウリと言う感じ。
確かに美味しいかと問われると……美味しくないわけではないのだけれど返答に悩む
そんな味です……。
もしかしたらブラジルキュウリならではの調理方法があるのかも。

サンサンワイナリー

塩尻市には現在15の素晴らしいワイナリーがある。
(2019年8月現在)
今回お邪魔したのは、塩尻市10番目のワイナリーで2015年にオープンしたサンサンワイナリー

新しいワイナリーであるが故にワイナリーの醸造設備も(多分)最新式で綺麗!

ステンタンクに、赤ワイン用と白ワイン用があるというのを初めて知った。
(左が赤ワイン用、右が白ワイン用)

瓶内2次発酵中のスパークリングたちはシャンパーニュ同様に2日ごとに45度ずつ回転させているという。

輝くブドウ畑

多くの人がブドウ畑という言葉を聞いてイメージするのは、秋のブドウ畑。たわわに実ったブドウと色づき始めた葉っぱが美しい畑。
では、ブドウ畑が最も美しい季節とは?
それは夏。圧倒的に夏。(個人の感想です)
鮮烈とも言える緑色の葉とまだ若いブドウの房。

それは生命力に満ち溢れる拍動と、丁寧に注意深く手入れをされた静謐さ。
この季節のブドウ畑は、輝くように美しい

サンサンワイナリー のブドウ畑は、荒れ果てた耕作放棄地だった場所。そんな場所を5年間かけて耕し、ブドウを植えたのだとか!!
なんという情熱と愛情!

地質調査をしたところ偶然にもちょうど真ん中あたりで地質が別れていて、向かって左側が石灰質、向かって左側が粘土質だったという。
左側では白ワイン用のブドウ、右側では赤ワイン用のブドウが作られている。

日本一の茅葺き屋根にお泊まり

今回のお宿は日本一大きな茅葺き屋根が自慢のかやぶきの館

ハーブ湯・薬草湯でさっぱりした後は、しおじり遊び特別メニューの夕ご飯。

2日目はいよいよメインイベント、高ボッチ高原観光草競馬大会

……次回、標高1,665mの高原で、草競馬とグランピングスタイルのアウトドアランチを楽しむ。温泉もあるよ!編に続く!

#旅 #食 #グルメ #長野 #信州 #塩尻 #ワイン #日本ワイン

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