今週も日記を書きました！
どこか一日だけでもどうぞ！

今週は…
■満足できないから向いている
■ピークはこれからやってくる
■どんでん返しを探す
■化粧をさぼったら起きたこと
■冷凍みかんvs知覚過敏
■自由と心細さの間
■いちばん苦手な仕事にも慣れてしまう
の7日間です！

■2月17日（土）満足できないから向いている
今日は全然書けないや、と思う。わたしは本当に一度も、自分の書いたものに満足しきれたことがない。「まあまあいいかも」「結構よく書けた」はあっても、満足とはほど遠い。だから、向いてないんじゃないかと思っていたけれど、ふと、満足できないから続けられているのではないかと考えた。大したことないところで満足してやめてきたことは数えきれないほどあって、でも書くことは、そこに入らなかった。満足しきれないことは、実は向いていることなのかもしれない。

■2月18日（日）ピークはこれからやってくる
スポーツを見るのが好きで、オリンピックやW杯、世界選手権、マラソンなど、テレビでやっていれば広く浅く何でも見る。最近、オリンピック代表が続々と決まってきて、夏が待ち遠しくてたまらない。スポーツを長くゆるく見続けていると、若い頃は同世代の中でそこまで目立たなかった選手が、それでも地道に努力を続け、年齢を重ねてから一気に伸びて活躍するという状況がときどきある。そういうのを見ると、わたしだってピークはきっとこれからやってくるから、今はパッとしなくてもしょげずに、焦らずに、そしてあきらめずに積み重ねていこうと思える。

■2月19日（月）どんでん返しを探す
寝室から、夫の声が聞こえる。「うわ！すげえ…そういうことかあ…」。どうやら読んでいたミステリー小説のトリックが、たった今明らかになったようである。夫は、はっきりとどんでん返しがある物語が好きで、読後はいつも「騙されたあ」と言いながらとても満足げな顔をしている。以前、『イニシエーション・ラブ』を教えてあげたときなんて、大興奮して会社の同僚に「あの作品すごいよ！」と言い回ったらしい。もうずいぶん前の、超有名な作品なのに。だけどそれ以来、わたしは夫をもっと驚かせたくて、どんでん返しのある物語を探している。とびきりのどんでん返しを知っている方、ぜひ教えてください。

■2月20日（火）化粧をさぼったら起きたこと
出かける日だったので化粧をした。仕事から帰ってきた夫が「あ！今日〇〇ちゃん（わたし）化粧してる顔だ！」と珍しいものを発見したときのようなリアクションをしていたので、反省している。日頃からちゃんとする。

■2月21日（水）冷凍みかんvs知覚過敏
冷凍庫から、カチカチの冷凍みかんを取り出した。

わたしはこの冷凍みかんに、磨き過ぎによって知覚過敏になった歯で挑もうとしている。想像しただけでしみる。しみるが、食べたい。いざ試合開始。…いててててて！冷凍みかんがいきなり猛攻をしかけてくる。劣勢。冷たい、痛い、しかしうまい。あまりしみない歯を見つけたので、そこで戦う。おいしい。いきなり歯に当てずに、すこし口の中で温めて溶かしてから噛むという作戦も思いついた。これで勝てる。うまいうまい。知覚過敏の歯の逆転勝利。

■2月22日（木）自由と心細さの間
結果論だが「もっとほかに正解があったかもしれない」と思うような仕事がふたつ続いて、終わってからも何かをぐつぐつ煮込むように考え続けている。完全にひとりでやっている、自分で判断しなければならない仕事。自由がこんなにも心細いなんて、会社員の頃のわたしに教えてやりたい。最近はその心細さにも慣れつつあるが、今日、日経平均株価が過去最高額を突破したニュースの中で、証券会社の方たちがその瞬間立ち上がって拍手して喜びを分かち合っている映像が流れてきて、チーム…組織…わたしも拍手に混ざりたい…と思ってしまった。今組織に戻ったら、3日目あたりで酸欠になりそうだけど。

■2月23日（金）いちばん苦手な仕事にも慣れてしまう
今日こそは確定申告をやるぞと意気込んで体を起こし、パソコンを開く。弥生会計のパスワードを思い出すことからはじまった作業であるが、意外にも、一年前にやったときのことを結構覚えている。あれ、こんなに簡単でよかったんだっけ。昨年は仕事をまともにしていないし経費もほぼ使っていないので入力する量も少なく、あっという間に仕訳が終わり、確定申告書作成フェーズへ。事業用通帳の残高もぴったり合っている。奇跡。結局一番苦戦したのはe-taxのパスワードを思い出すことで（４回失敗。さすがに今年はメモした）、すんなりと終わってしまった。還付金もちょっともらえる。フリーランスになってからもっとも苦痛だった作業が、数時間で終わるなんて。人はどんなことにも慣れてしまえるのか！確定申告後の餃子が、信じられないくらいおいしい。

今週もありがとうございました！

おわり