児童虐待の問題は「保護もれ問題」である
児童養護施設などの社会的養護への保護率が、非常に低いと感じてきましたが令和2年度の以下のデータから算出すると、児相の虐待相談対応件数が、205,044件に対し施設入所が4,348件なので、わずか2%の保護率という低い数値になっていることがわかります。
児童虐待防止法が制定されたのが2000年ですから、それ以前は、児相が児童虐待に対応しておりませんから平成、昭和と遡るほど、子どもの数も今より多い時代でしたし、実際の虐待件数は、20万件どころではないと推定されます。
今の子供