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うつわ集めをやめられない


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この記事は ペパボデザイナー Advent Calendar 2018 18日目の記事です。
17日目はりんさんの劇団の公演ツールのデザインプロセスでした。
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こんにちは。改めまして、GMOペパボのホスティング事業部でデザイナーをしているはあちゃんです。
私は普段、趣味で作家もののうつわを集めています。今回は、私のお気に入りのうつわとその魅力についてお話していきますね。(あくまで個人の意見として読んでいただけると嬉しいです。)


好きになったきっかけ


毎日欠かさず行う食事。そこで何度も登場するのがうつわです。こだわりのものを使うと楽しいし、嬉しいし、ご飯がいつもより少し美味しく感じます。食事するときの道具ひとつで美味しさの感覚が変わる!そう気づいたことが、うつわを好きになったきっかけです。
陶磁器やガラスや木は、電子レンジダメ、洗浄機ダメ、長時間水に浸けてはダメ、高いところから落としてはダメなど、ダメダメダメ!な要素がたくさんあるので、正直扱いが大変。ですが、丁寧に我が子を育てるように(育てたことないけど)手入れをしながら過ごす時間が楽しいから、うつわ集めはやめられないのです。


作家による手仕事のうつくしさ

作家によって作られたうつわには、オリジナルのかたちに加えて、手ぐせ、微妙な歪み、釉薬のムラなど、偶然できる造形の美しさがあります。そこには、工業製品からは感じられないあたたかみがあって。私にはそれが、うつわが育ってきた跡のように見えます。

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買うときにしていること


私は、できるだけ作家さんと会って話を聞きながらもの選びをしています。
そうすることで 普段は聞けない制作秘話や作家さんが大切にしていること、作品へのこだわりを聞くことができます。
お話を聞けば、尚更出会ったうつわを大切に使うし、料理を作るのも楽しくなる。食事の時間が充実するんです。


好きなうつわ


ここからは、私が普段使っていて良いなあああああぁ...と思っているものを紹介させていただきます。


照井壮さん のお皿

大手門にあるLIFE IN THE GOODSというショップで個展をされていた時に出会い、そこから大ファンに。
はじめに購入したのは板皿。約6.3寸(直径約19センチ)なので、お菓子を置くと美しい比率で余白ができます。おかずも乗せられるし、アクセサリーを置くディスプレイとしても使える。万能でかなりお気に入りです。

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偶然、東京で仕事の研修を受けている時に青山のうつわ楓さんで個展をされる、ということだったのでわくわくしながら向かいました。そして購入したのがこちら。

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大きめで深さがあるので、パスタやスープを入れるとちょうど良いです。マットな手触りが心地よく、どんな料理も美しく映えます。
気さくに制作話など教えてくださる照井さんの優しい人柄も本当に素敵です。


川原佳子さん の豆皿

学生時代に出会い、私が主催していた雑貨店-ether-でも販売させていただいた方。川原さんの作品の大きな特徴は個性的で思わずふふっと笑ってしまうような絵付けです。昔ながらの唐子柄をアレンジしたものから、女の子、動物、カンフーくんなどなど、幅広いジャンルを手がけられています。
ブローチやオブジェも作られているのでゆる〜いイラストが好きな方にオススメ。Instagramをチェックですよ〜!
私が使っていて特にお気に入りのものは、民族柄の豆皿2枚。ちょっとしたお菓子を置くと可愛い。

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唐子柄を川原さん流にアレンジされたオーバル皿も素敵です。

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そして、本当に尊敬しているのは川原さんのお人柄。聞き上手で、すぐにお客さんと仲良くなられるくらい話しやすい方です。こんなに素敵な方が作った作品なら、欲しくなること間違いなしです。


錆枝さん のマグカップ

錆枝さんのマグカップを、これまたLIFE IN THE GOODSで購入。(こちらに置いてあるものは、シンプルで使いやすいものが多くて最高なのです!)

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これは、小さめの白っぽいマグカップを探していた時に出会いました。まず、ころんとした台形が可愛い。小さめなので朝の一杯にぴったりです。飲み口のところ、見えにくいですが、下に別の釉薬が塗ってあるみたいで、上から1センチくらいが少し青っぽくなっています。一見白いカップですが、よく見ると赤や黄色が混ざっていて美しい。こだわりが詰まっています。


安部佑太さん のマグカップとお皿

大学の先輩である安部さんは、益子で作陶されています。今年の春、益子の陶器市に初出展された時に購入したのはマグカップと平皿。少しざらっとしていて、触るのが楽しいです。

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錆枝さんのカップに比べて容量が大きいので、作業をする時によく使っています。
お皿はワンプレート朝ごはんや晩御飯にぴったり。主張しすぎず、料理を引き立てるのが得意な優しいお皿です。

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それとね、みなさん、安部さんに会ってお話してみてください。彼は本当に笑顔がチャーミングで面白い、素敵で真面目な職人さんで、ファンになっちゃいますよ!



おまけ

森谷和輝さん の一輪挿し

うつわではないのですが、お気に入りのものをもう一つご紹介。

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ちょれさんのツイートを見て知った森谷さんの一輪挿し。ガラスが大好きな私は、こちらがどうしても欲しくて、京都のテノナル工藝百職さんまでトコトコ買いに行きました。真夏だったのですが、店内でこの透き通る一輪挿しを見た瞬間涼やかな気持ちになったことを覚えています。
ガラスの棒を溶かしながら成形されていて、一つ一つ形が違うところが魅力的。細長いものや丸いものもあります。水が入れられないのでドライフラワー用になりますが、きらりと輝くガラスに挿せば、ドライフラワーも生き生きとして見えます。
私が購入したものは細長いものなので、箸置きとしても使えますね。工夫次第で用途が変化していくと、わくわくします。

枝の形をした箸置きも使っているのですが、これも最高に美しい。アクセサリーを置くディスプレイとしても大活躍します。

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これから

今大切に使っているうつわはもちろん、これからも素敵なうつわをたくさん見つけていきたいなあと思っています。
みなさんも是非、お気に入りのうつわを見つけて使ってみてくださいね。

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アドベントカレンダー、次の担当はみんな大好き咲さんです!
それではみなさま良い週末を〜!


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