毎日ハードに頑張りたい人にこのハーブは必需品!?エビデンスをおさらい。オススメの摂り方と注意点!
みななさん、仕事や勉強を頑張っていますか?
「今日は疲れたから明日頑張ろう」「たまにはサボろうかな」なんて思うときもありますよね。
しかし、私たちの人生というものは毎日の積み重ねの結果です。やる気がでないときもコンスタントに頑張れてこそ、何か大きなことが成し遂げられます。
とはいっても「そもそもやる気が出ないのだから頑張れっこないだろ!」と思うかもしれません。そいうときは、たまにはサプリに頼ってやる気を出すのもありかもしれません。
過去の記事で紹介したクレアチンを使うのも一つの手かもしれません。
今回オススメするのが、ロディオラというハーブです。その効果の高さと即効性から既に使用して効果を実感している人も多いのではないでしょうか。今回、ロディオラを使うことにより、「どのうような効果があるのか?」「使用の際の注意点」を紹介していきます。
まず、ロディオラは、最近のメタ分析[文献1]より、
「学習」および「記憶」の機能を改善する効果が確認されています。
また、スウェーデンの研究[文献2]において、ストレス関連の倦怠感に苦しむ20歳~55歳までの60人の男女を対象に
1)ロディオラ抽出物576 mgが入った錠剤を28日間飲んだグループ(n=30)
2)抽出物が入っていない錠剤を28日間飲んだグループ(n=30)
に分け二重盲検ランダム化比較試験が行われました。
その結果、
ロディオラ抽出物の摂取により、精神的パフォーマンス、特に集中力を高め、ストレスホルモンのコルチゾール反応を低下させる抗疲労効果を発揮することが認められました。
その他、持久力パフォーマンスの向上効果[文献3]や、神経保護効果[文献4]の報告もされています。
以上より、
ロディオラはハードに仕事や勉強を、頑張る人のためのサプリと言っても過言ではありません。
ここで注意が必要なのは、高い効果が期待できるからといって漠然と何か月も続けて使わない方が良いということです。
このように精神系に効くサプリはどうしても耐性(だんだん効きにくくなって摂取量が増え行くこと)がつきものです。
また、大量に摂ると肝臓をや腎臓を傷める場合もあるので注意しましょう。
可能な限り、やる気が出ない時にピンポイントで使うのがオススメです。
その他のオススメの摂り方として、カフェインの休薬期間に代替として用いることです。
カフェインも大量に摂ると耐性がついてしまうため、休薬が必要になります。
カフェインの作用とロディオラの作用機序は異なるので、それぞれ相補的に用いることができます。次の図のように使います。
もちろん厳密にやらなくとも、
カフェインが効きにくくなったら→カフェインを減らしてロディオラを少し増やす→ロディオラが効きにくくなってきたら→ロディオラを減らしてカフェインを少し増やす
という形でも大丈夫です。
また、上記で紹介した研究では、抽出物567mgを用いていますが、毎日500mg以上取ると肝臓に負担が掛かる可能性があります。個人的には250mgぐらいから始めるのがオススメです。(市販のサプリでは、抽出物500mgのカプセルで売られていることが多いので、カプセルを開ける→半分量を摂る→半分を冷蔵庫等で保存し→次の日以降に摂る)
まとめ
ロディオラは、次のような効果が期待できる。
・記憶機能向上
・学習能力向上
・集中力向上
・抗ストレス
・疲労軽減
・持久力向上
・認知機能低下予防
仕事や勉強に最も役立つサプリの一つである。
長期間に漠然と使っては、効き目が感じにくくなってしまうので、「いつも以上にやる気が出ない時」や「カフェインの減量期」に使うのがオススメ。
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