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[グルメ] 極上のWAGYU体験記 マユラステーション メルボルン↔️アデレード間ロードトリップ

南オーストラリア州のMillicent というところに、マユラステーションというチョコレートを食べさせて育てている純血種のWAGYUブリーダーの牧場があります。

マユラステーションは黒毛和種の血を100%受け継いだフルブラッドの豪州産WAGYUのブリーダー。そしてフルブラッドのWAGYUを食べられる牧場直営ステーキハウスが併設されているのですから、これはもう行くしかないでしょう!というわけで今回やってきました。(2022年6月)
今現在2024年は木、金、土曜日の夜6:45分からのみ。4コースで1人170ドル。

アデレードからおよそ400キロ 車で4時間半ほど
メルボルンからは480キロ 車で5時間半くらい 

肉・肉・肉・デザートの4コースディナー。ちなみにデザートはチーズに変更が予約時に可能。席はシェフが目の前で作ってくれるカウンター席と、ダイニングテーブル席いずれかを選べます。

カウンターではシェフが和牛遺伝子の割合が50パーセント以上であれば、アンガス牛など他の種類の牛との交雑種でもオーストラリアでは
WAGYUと名乗れるという説明などをしてくれました。

カウンター席

そしてマユラステーションではキャドバリー、ネスレとどこか忘れましたがもう1社の、3社のチョコレートを飼料に毎日混ぜてているとのこと。
そして肉の色をピンクに、そして霜降りにさせるために一時期チョコレートを飼料から抜いたら、アジアの有名シェフから味が落ちたと連絡が来たそうです。チョコレート抜いて味が変わるなんてびっくりですよね。

メニューは毎月変わるみたいで、月によってちょっと当たり外れがあるかも。肉の焼き加減を聞いてくれるわけでもなく、セットメニューで全員が同じメニューを食べます。

今回のお肉は全てMBS(Marble Scores)9+。日本では12まであるようですが、オーストラリアでは9までで日本の10~12は9+と表すらしいです。

ザブトンタルタルステーキ ザブトンは肩ロースの真ん中にある部位らしい。
ザブトン初体験です!ソースは土佐しょうゆのボトル使ってました。
Cherrywood smoked Bavette (下方腹部肉)
レアで食べるのがこの部位を美味しく食べれるんだそうな。
この部位も人生お初。柔らかくてお肉の味が凝縮された一品。
サーロインステーキ🥩となぜか自家製ふりかけ
そして2013年の開店以来ずっと作り込まれている、9年越し(2022年来店)のマユラステーショ特製Master Stockでより濃厚な味わいに
デザートはプラムソルベ
お肉ばかりだったので最後はさっぱり味がいいですね

お肉、文句なしで美味しかったです。1人170ドルは高いとは思いますが、これだけの品質と肉が主役の3品で十分な肉の量を考えたら価値があるのでは?(肉の万世でバイトをしていた時に食べた黒毛和牛が人生最高の肉、という私の個人的な感想ですのでご了承ください)

リブアイをドライエイジング中 美味しそう〜
なんとチョコレートと脂と鳥取ウィスキーでコーティング😱
牛さんのトイレのサイン
モーテルへの帰り道で

Robe とMount Gambierからでも来るまで40分から50分くらいで行けるのですが、食事後は夜間でカンガルーなどに気をつけなければなりません。食事の後に40分以上も暗い道を運転する気になんてなれないので、10分かからないで行けるMillicentのモーテルにして大正解でした。

今回泊まったモーテルは外見は古いけど部屋はきれい、値段もとーってもリーズナブル。ステーキハウスが結構なお値段だったので、モーテル代が安く済んで助かりました。運が良かったのかコーナー部屋で静かでしたし、フリーWi-Fiもサクサク使えましたよ。ただ、シャワー室とトイレが一緒のタイル張りで仕切りがありません。シャワーを浴びた後にトイレに行くと床がびちょぬれになるのでビーチサンダルを持ってくと便利です。

アデレード↔️メルボルン間でロードトリップを予定されているのであれば、チョコレートを食べて育ったフルブラッドWAGYUをぜひ体験されてみてはいかかでしょうか?(ただし木曜日、金曜日、土曜日の3日間しか営業してないのでご注意くださいね)

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