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プラスチックから子どもを守る5つの工夫〈サステナブルな暮らし#2〉

こんにちは、hachi☺︎です。

なんでも口に入れてあそぶ赤ちゃん。
その理由を知っていますか?

また、市販のベビーグッズはプラスチックが多いので、安全性に不安を感じる声も多いです。

今回は、プラスチックが子どもの身体に良くない理由と、プラスチックを減らす暮らしの工夫をお話しします。

この記事を読むと、
ママも子どもも、安心して過ごせるヒントがあります☺︎

赤ちゃんは口で世界を捉えている

生後5ヶ月くらいになると、赤ちゃんは好奇心の赴くまま、自分の気になるものに手を伸ばして、触ったり、口に入れたりしますよね。

それは、まだ視覚でものを確認することができないので、その分、舌の感覚でものを捉えようとしているのです。

また、免疫力をつけるためという見解もあり、口に入れるという行為で、自分で免疫力をつけているのかもしれません。

プラスチックが子どもの身体によくない理由

プラスチックとは、石油由来の合成樹脂のことです。

製造過程でさまざまな添加物が使われていますが、結合に弱いため、熱を加えることで、化学物質が環境中に溶け出してくるといいます。

〈プラスチックに含まれている添加物〉
石油ナフサ・可塑剤・PBDE・乳化剤・着色料
帯電防止剤・流滴材・滑剤・安定剤・酸化防止剤・ビスフェノールA

中でも、ビスフェノールAは、危険な環境ホルモンだと指摘されてます。
これは、輸入缶詰の内側のコーティングや、食器や文具の製品に使用されています。

プラスチックの有害物質が皮膚や口から体内で入ることで、神経伝達物質にも影響し、それが過剰になると、子どもに多動傾向が現れるという報告もあります。

子どもを守る5つの工夫

身体に良くないことは分かっても、買い替えるなんて難しいですよね。

そこで今回は、「子どもを守る」視点から、
プラスチックの害を減らす暮らしの工夫を5つご紹介します。

①紙おむつに布を敷く

紙おむつは「紙」ではなく、ほぼプラスチックの塊です。
デリケート部分は、有害物質を吸収しやすいため、布を敷くことで、性器に直接触れないようにします。

②熱を与えない

プラスチックは結合に弱く、加熱するほど、有害物質が溶け出しやすいです。
レトルト食品は中身を鍋に出して温める。
電子レンジOKの表示でも、プラスチック容器のまま温めないようにしましょう。

③口に入れるものは、木製、ガラス製にする

プラスチック製の哺乳瓶は、粉ミルクを溶かす際に熱湯を注げば、有害物質が溶け出しやすくなります。
口から入るものは脳神経系への影響も大きいため、食器や哺乳瓶などは、陶器やガラス、木、ステンレスなどの素材がおすすめです。

④香りつき柔軟剤を使用しない

洗濯時に、香りつき柔軟剤を使用すると、香りを包み込むプラスチック製のマイクロカプセルが衣類にたくさん付着します。
生活排水として流れ、海洋汚染に繋がります。
そして、洗濯物を干すときに、残ったカプセルが空気中に浮遊し、吸い込んでしまいます。

⑤プラスチックの遊具であそばない

プラスチック製の大型遊具も要注意です。
プラスチックから空気中に出る有害物質が指針値と比べて「桁違いに高い」という結果が出ているそうです。
遊具内で飛び跳ねることで、有害物質が出てしまい、吸い込む危険があります。

プラスチック社会で生きていく知恵

「子どもを守る」という視点から、暮らしのなかでできる工夫を紹介しました。

プラスチックに含まれる有害物質の影響で、アトピー、喘息、生殖系の異常、発達障害を引き起こすなど、世界的に指摘されています。

プラスチックが溢れるこの社会で、自分の健康を守るのは、自分しかいません。

まずは、この現状を知ることからはじませんか?

社会問題を”自分ごと”として考えることが、子どもを守る第一歩だと思います。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました☺︎


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