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夏の庭からーお庭のカラカラと台風への備え

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。
台風6号が、私の住んでいる街へ向かってじわりじわりと進んできています。台風の進路の地域の皆様、どうぞお気をつけて。
そして、長期に渡り6号の被害を受けた方々には心よりお見舞い申し上げます。


台風の際のお庭の備え

台風時のお庭の備えについては、昨年書いた記事が良い出来栄えなのでそちらを参考にされてください。
私も夕方になったら、巨大化しているサンカクバアカシアを縄で縛ってコンパクトにしておくつもり。
風の受ける面積を出来るだけ小さくすることで、傷みを最小限にすることができます。

夏の水やりのポイント

雨が全然降らない地域もあるようで、という私の住む地域もかれこれ1週間ほど雨が降っていません。
晴れた夏の空はとても綺麗ですが、植物にとっては死活問題。
そこで夏のお水やりのポイントを書いておきます。

<夏のお庭の水やりのポイント>
■お水をあげる時間帯
:朝の早い時間帯(5時台とか)風のある日は夕方日が沈んでから(18時台以降)に、お水をあげます。
■お水の温度に注意
:まず水道水をひねるとお湯が出てきます。ちゃんと冷水になるのを待ってお水をあげましょう。
■お水の量
:日照り続きであれば、「水たまりができるくらいたっぷりと」あげます。
もしも、時間がない場合はホースからちょろちょろと水を出したら、そのホースを植物の根元に少しの時間放置します。
その間に、歯磨きしたり朝食を摂ったりしましょう。
■根元にしっかりと
:雨が降るように、ざーっと葉っぱにお水をあげるのも良いのですが、根元にしっかりと水が染み込むようにあげましょう。

hacoの夏のお水やりのポイント

夏の植物のトラブルに対応する

夏になって、急に調子を崩した植物はいませんか?

その場合に、一つ見直して欲しいのが「置き場所」です。
鉢物の場合は、今置いている場所では地面の温度が少し上がりすぎていたりするかもしれません。
日差しの角度も春と夏とでは変わってきます。
春の間は日が当たらなかった場所が、夏になると午後の日に晒される時間が増えていたりすることもあります。

地植えにしているものが調子が悪い場合には、植え替えの時期ではありませんので、お水やりをしながら様子を見るしかないのが夏のお庭の辛いところ。
もちろん肥料をあげてもいけません。

もしも葉っぱがチリチリになっていたら、その葉っぱは手でしごいて取り去ってあげても良いですよ。
少し気温が下がってきた頃に、新しい小さな葉っぱが出てきたら安心しても大丈夫でしょう。

もしも、虫たちの悪戯であればよーく目を凝らして見つけたら、駆除しましょうね。

除草剤をまくと街路樹は枯れるのか

今年の夏、世間を騒がせたニュースの一つに「お店の前の街路樹に除草剤をまいて枯れた」というものがありました。
夏の草取りが大変だ。という方で除草剤を利用される方もいらっしゃるでしょう。
「除草剤」と聞くと、土に悪い!環境に悪い!とアレルギー反応を起こす方もいらっしゃるでしょうが、植物の生産者さんですら上手に利用して作業の効率化を図っていらっしゃるお助けグッズの一つ。と捉えることもできます。

除草剤をまいたら街路樹が枯れるのか。
この問いに、私なりに一つ答えを用意するなら「普通にちゃんと使っていたら、街路樹ほどの大きな木が枯れることはない。」と答えます。

<除草剤をまくならここに注意!>
・除草剤のほとんどは、液体の場合は希釈して使用します。その希釈倍率を守ること。植物によって希釈倍率も違うので事前に調べましょう。
・枯らす植物にのみかける。
・日を置いて使用する。

haco除草剤を使うときの使用方法

しっかりと、使用目的を決めて使うことが何より大切ですね。

それにしても街路樹は枯らしてはいけません。
そう考えると、もしかしたら、樹を枯らす目的ではなくあくまでもその周辺の雑草を枯らすことを目的で除草剤を使用したのかもしれませんが、その除草剤の使用方法を完全に間違えてしまったのかも。
などということを憶測で書くのも良くないな。と思うので、色々思うことがありますがこの辺りにしておきます。

まとめー私は今年も夏の暑さがこわい

コロナから復活して10日ほどなりましたが、いまだに嗅覚が戻らず、そのため味覚もあまりハッキリせず。しかも炎天下と涼しい室内を行ったり来たりするせいか、午後から特に夕方はぐったり、、、

厳しい暑さにすっかり怯えて過ごしています。

先日からスタートした甲子園も、5回で10分間のクールタイムが入るようになりました。暑さの過酷さが年々増しているのは間違いなさそうです。

私自身は、お客様の許可のある場合に限って、通常よりも1時間早い現場スタートや、短時間の作業計画、場合によっては時期を延期する提案をしています。
わざわざ、この暑い時期で作業効率が上がらない時に、絶対にやらなきゃならない作業を除いては、安全で効率よく進められる時期にやる方が確実に双方メリットがあると思うのです。

植物も、外仕事に携わる方たちも、安全に、この夏を乗り切りたいですね。

さて、今日はここまで。この後、台風対策に入ります。
皆様も、どうぞお気をつけて。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。






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