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夏へ向けて観葉植物を育てるポイントーハダニに要注意!

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。いよいよ梅雨の時期が迫ってきました。そこでこの時期の観葉植物の育て方のポイントをおさらいしておきましょう。

我が家のエバーフレッシュ

我が家のエバーフレッシュはこの時期になると、毎年を咲かせます。とっても地味なお花なのですが、この子も四季を感じているのだなあ。と微笑ましく見ております。

今日のエバーフレッシュの花の蕾。

お花が咲いたと喜ぶこの時期から夏場にかけて、昨年は大きな出来事が!!

ハダニが大発生したのです。

観葉植物を悩ませたハダニ

ハダニは、葉っぱに細かいきな粉のような色の粒状の粉が目に見えます。しかしもう眼に見えるような状況になった時には、無数のハダニが発生した状態。

ハダニの成虫はざっと0.5㎜ととても小さいのです。

日々葉っぱをよく観察するとわかるのですが、なかなかそうも行きません。
ただ、この季節にこんな症状が現れたら要注意です。

●ハダニかなと思われる症状
・葉っぱの色がなんだか薄くなってきた。
・葉っぱが散ってきた。
・葉っぱの裏が粉っぽくなっている

ハダニの生態は、以前書いたアブラムシの生態によく似ていて雄雌が存在しますが、交尾しなくても産卵できます。そしてその場合生まれるのは全て雄。そしてその雄と交尾して生まれるのは全て雌。永遠無限に増えていきます。怖いっ!

↓こちらはアブラムシのお話です。


ハダニの防除の方法

ハダニの防除の方法はいろいろありますが、蜘蛛のように糸を出して移動もできるので、ハダニが発生した葉はベタベタします。

私はお風呂のシャワー(水)で洗い流すこともしますが、それは一時的な対処法になり、大発生した場合には、薬品を使うか寄生している葉を全て取り除く必要が出てきます。

早めの発見が大事なんですね。

そして、大発生した我が家は、退治するための薬品を使った上で、必要最小限の葉を残して、ほとんどの葉を取り除くことにしました。

と言う訳で、昨年の夏はエバーフレッシュはほとんど葉のない状態で過ごしいました。

今はもう、葉っぱは全て出て元気元通りの姿です。

また、ハダニは繁殖力があるために、寄生しているエリアがいっぱいになってくると、他の近くの植物へ移動します。

放っていると、家中の観葉植物がハダニにやられてしまう可能性があるのでお気付けください。

夏が来る前にやっておくこと

ご自宅の観葉植物の中には、ここ最近、気温が安定してきたこともあって新しい葉っぱを出した子もいると思います。
冬の寒い時期にお休みしていた観葉植物が活動を始めたのです。

ここから10月くらいまでが、観葉植物の大きな活動期だと思っておいてください。

観葉植物の植え替えを済ませる

この時期の前半は、観葉植物の植え替え時期です。
根っこがいっぱいになった観葉植物は、生育不良を起こしてしまいます。
特に3年以上植え替えしていないもの。買ってから一度も植え替えせずに2年以上過ぎたものは、植え替えをお勧めします。

↓植え替え方法についてはこちらに書いていますので、ご確認ください。

肥料をあげよう

たくさんのメーカーさんから、いろんなタイプの肥料が出ていて「どんな肥料を選べばいいのかわからない。」という方も多いかと思います。

こちらについては、近いうちに詳しく書きますが、野菜用の肥料ではなくて「観葉植物向け」の肥料や、どうしてもわからない。という場合にはチッソ分を多く配合しているものを選びましょう。

観葉植物にあげたい肥料は2種類。
 ①固形タイプの緩効性肥料。
 ②液体タイプの即効性のある肥料。
植え替えをしない観葉植物には、まず①を置いて、2週間後くらいから②を2週間おきにあげると良いでしょう。

まとめー観葉植物との出会いの季節

冬場に比べると、状態の良い観葉植物も出回る時期になります。お気に入りの観葉植物に出会える確率も増えてきますよ。

ここ2、3年の観葉植物ブームで多少お値段が上がっているような気もします。

私は観葉植物との出会いは一期一会だと思っています。人間と同じで、同じ樹形のものは無いですから。
これだ!と思うものに出会ったら、迷わず購入しています。
しかし、今回出会った子はちょっとサイズが大きくて・・・かっこいいんだけどなあ。大人一人分くらいのスペースをとるサイズなんですよね。

ここは流石に慎重に。1週間くらい悩んでみようと思います。

では、今日はここまで。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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