こんにちは。ガーデプランナーのhacoです。
いつまで暑いの？という日々で夏バテならぬ「秋バテ」なんて言葉を今朝のニュースで目にしました。
湿度も高く、秋の爽やかな風はまだ吹いてきません。
屋外での仕事の方たちにとっては、とても待ち遠しい秋風だと思います。

大きな重機での作業

先日の園庭での作業は、園庭の整理をしました。
そんな、屋内の家具を移動するようなそういった話ではなくて、園庭にある倉庫や仮設の小さな小屋などを移動する作業になりましたので、ラフタークレーン（ラフテークレーン）をチャーター。

クレーン車の操作はクレーンの大きさにもよりますが「大型特殊自動車免許」だけでなく「移動式クレーン運転免許」という特別な資格が必要になります。建設土木に関わるお仕事の中の専門職の一つだと思います。

クレーン車をチャーターするということは、そこにはオペレーターさん（運転手さん、クレーンの操作をしてくれる人）が来てくださるんです。

クレーンのオペレーターさんもイロイロ

大きな樹木を植え付けるときにもクレーン車をチャーターする場合があります。
その都度、いろんなオペレーターさんが来てくださいます。

比較的とてもシャイな方や、寡黙で真面目。現場管理者の指示にとても忠実な方が多い印象がありますが、初めましての現場で、現場の方の指示や合図に合わせてあの大きなクレーンを操作されるというのは、素晴らしい技術だなあ。と思います。

女性のオペレーターさんとも現場をご一緒したことがあります。
とても笑顔の素敵なまだお若い方でしたが、真剣に操作される姿や現場の職人さんたちとの作業確認も明快で、安心してお任せすることができました。

最高のオペレーターさん

先日の現場は園庭のレイアウト変更のための様々な遊具などの大移動。
普段の樹木を植え付けるのとはまた違った作業に、倉庫や小屋など傷を付けず無事に移動できるかドキドキしていましたが、、、

初めまして。のクレーンのオペレーターさんの経験から、的確なアドバイスをしてくださり、とてもスムーズに作業が進みました。
お陰で正午を超えると想像していた作業が、綺麗に午前中で完了したのです。

そしてもう一つ。
廃棄予定の倉庫を、後日引き取り業者さんが来られるまで園庭の隅に仮置きする必要があったのですが、「その倉庫に誤って子供たちが入らないよう、倉庫の入り口を高い塀側に向けておこう。」と、提案してくださったのです。

た、確かにー！！後で気付いても人力では不可能。
めちゃくちゃありがたいご提案！！

大きな重機も人が動かす

建設土木の世界も機械化が進んでいます。
ユンボがない時代、ユニック車がない時代は、どうやってこの作業をしていたのだろう。と想像するだけで、ゾッとするほどです。
もちろん、現場を始める前の測量や、作業完了の検査でも便利な機械が使われています。

それでもね、その機械を使うのは人なんだ。
そう改めて思わせてもらった、今回の現場でした。
また、こうやって作業の中で、今回のオペレーターさんとのお仕事が私自身の次の糧になる！！とまた一つ勉強させてもらいました。

熟練からの学び

私は、歳をとった職人さんや現場作業をされる方が、とても好きです。
中には気難しい方も、こだわりが強くて、そもそも娘ほど歳の離れた私を受け入れてくれなさそうな雰囲気の方もいらっしゃいます（笑）
それでも必ず聞けば教えてくださいます。

自分自身がまず経験することももちろん大切なんでしょうが、私たちの仕事は一人ではできないモノづくりです。
その現場に関わる全ての人が「良いモノづくりをしたい。」という気持ちでそこの場にいます。
だから、私一人の経験だけでその場の進行を決めず、必ずちょっと私にアレルギー反応を起こした職人さんにも（笑）意見を聞きます。
そうやっているうちに、どうせ笑顔が増えてくるんですから（笑）

まとめー誰のため？何のためのこだわり？

ちょっと最近、仕事中の気分にムラのある人。の対処法について相談を受けました。話を聞いていると、その人はとてもこだわりの強い人のようです。
仕事に対するプライドもあって、真面目で。
真面目な故に、意味のわからないところは受け入れきれない。みたいな。

その気持ちわからんでもないわ。

けどね、その強いこだわりって、誰のためなんだろう。何のためなんだろう？と考えてみました。そのこだわりがあるが故に、気分のムラが周りの雰囲気に影響を与え（悪い影響が多いみたい。）その人自身もとても働きにくそうです。
その辺りをどうその人に伝えていくか？伝えることがそもそも効果的なのか？もう少し考えてみることが必要ですね。

さて、今日はここまで。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

#私の仕事