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【生活と読書】8/16-8/26 日記という名の物語

8月16日(水)
連休明け初日は上司と長崎出張。先方の担当者が渋るとある施策について、外堀を埋めて行く作戦として経理部門の方と面談。ご理解とご納得はしていただけたので、あとは担当者が納得をしてくれるのみ。どうなることやら。


8月18日(金)
健康診断の日。
毎年過去最高を更新する体重、もちろん今年も更新をした。10年前は標準体重だったのに、あれよあれよと太り出して今では痩せる気配がどこにも見当たらない。食事に気を使っても痩せない、運動をしても痩せない、お酒を控えても痩せない、生きているだけで太る。これ如何に。

午後休を取得したので、夫子と合流しランチでもつ鍋を食べる。こんなことするから痩せないんだよ、と思いつつ、昨夜20時過ぎから何も食べてないのでOKとする。
子どもの希望でポケセン行ったり、本屋行ったりして帰宅。もつ鍋がボリューミー過ぎて晩ごはんは「もういいや」ってなってしまった。

ビールも飲んじゃうよね


8月19日(土)
今週はなかなか読書の時間が取れない。『文學界』9月号をパラパラする。
柿内正午さん『エッセイという演技』では、日記とエッセイの文学周りのことが考察されていた。

日記や随筆、エッセイという言葉を僕はふだんあまり区別しないで使っている。後述するがとくに日本語文化圏においては物語も評論も随筆もすべて日記から派生していったものであると考えているからだ。もちろんすべての文芸の起源は日記であるとまでぶちあげるつもりはない。(中略)書き手と作中主体とを同一視することを自明の前提として読むような文章形態。

『文學界』2023年9月号 78ページ

普段からWEBで日記を発表し、商業でも刊行されている著者は「わざわざ自分のことを発表して恥ずかしくないんですか。」とよく言われるそうだ。それに対する応答として

日記とはいえ僕はべつに自分のことをそのまま書いているわけでもないんだよなあ、とぼやいてみせる、これである。僕にとって、日記とは一種の演技だ。生活はたしかに日記にとって第一の素材であるかもしれないが、書かれるのはあくまで文字だ。(中略)そもそも大半の書き手は自分に撮って公にしても構わないことしか大っぴらには書かないものだ。それに人間はどれだけ頑張ったところで文字によって記述可能であること以外は書けない。記述というものには必然的に限界や嘘があり、どうしたって創作じみてくるということを、書き手自身がよくわかっている。

『文學界』2023年9月号 81ページ

他の寄稿者も書かれていたけれど、エッセイや日記は書いた人のそのままが描かれているわけではない。限りなく真実に近い「何か」が書かれているものだと言える。
これはわたしもそうで、6月ぐらいから毎週日記をnoteに書いているけれど、個人情報部分だったり、書くにはめんどくさいことは省いている。わたしの日記は実生活に近いことを書いている創作物(物語)だと思っている。
もちろん、見たまま聞いたまま感じたままを赤裸々に書く方もいるだろうけれど、わたしはそうではない、ということ。それでも「日記」「エッセイ」として成り立つし、同雑誌で高瀬隼子さんが書かれていた『物語としてエッセイを読む』ことになるんだと。


8月20日(日)
先週の日記をnoteに書いたり子ども部屋を片付けたりしていた。子ども部屋の本をどうにかするべく、リビングの本棚(壁一面)を整理し、他の場所の本棚にあぶれた本を移し、そこからあぶれた本を食器棚として使っていた棚へ移し、あぶれた食器を処分したり仕舞ったり……。
子ども部屋を片付けたいだけだだったのに、謎に壮大な整理整頓となってしまった。次は押入れを片付けなければ。
ちなみに子ども部屋の床を3週間ぶりに発見した。


8月21日(月)
在宅からの在社の日。今日は会社の人たちとビアガーデンに行った。若い子の恋バナをなんとなく聞きながら生ぬるいビールを飲む。同世代と集まると健康とか家族の話になりがちなので、たとえそれが辛い恋であっても、恋っていいね。(人の道に外れるような恋の話ではなかったよ、念のため)


8月22日(火)
北九州方面へ出張。今日は一人だったので月曜断食ならぬ「火曜断食」をしようと試みたけれど、空腹に耐えられずコンビニでおにぎりと唐揚げを買って食べてしまった。夜もしっかり食べちゃった。
罪滅ぼしというわけではないけれど、しばらく止まっていたウォーキングを再開した。ゆっくりペースで3km歩いた。


8月23日(水)
佐賀方面へ出張。連れられて人生で初めて家系ラーメンを食べた。思ったよりも濃くなかったのは本場じゃなかったから?

人生初の家系ラーメン


8月24日(木)
上司と北九州方面へ。お昼は豊前裏打会系のうどん。生まれも育ちも福岡だけどうどんがあまり好みじゃないわたし。でもコシがあるうどんはわりと好き。

ごぼう天ぶっかけ ごぼうが美味


8月25日(金)
終日在宅の日。溜まっていた事務系の仕事をやっつけつつ、子どもの宿題をチェック。自由研究が終わっていないので土日でやっつけるそうな。終わるのか???
明日が休みなので、5kmウォーキング。歩いてもちっとも痩せないけれど、肩と背中の凝りはマシになってたんだよね。2週間ほど歩いてなかったら凝りが復活しちゃったので、やっぱり運動って体にいいんだなー、と実感。


8月26日(土)
伸び切った髪を切りに行く。ネットで予約をする時にメニューを選択しているはずなのに、毎回微妙にメニューを足される。今日は予約してなかったカラーをされた。うん、確かに白髪が目立っていて醜くはあったのだけど……。1日も早く全ての髪が白髪になってほしい。グレイヘアに憧れる。

子どもの宿題は結局終わらなかった。明日にかかっているぞ!
ドリル以外の宿題は親の宿題だよなー、と毎年本気で思うくらいには夏休みが憂鬱。大人になって夏休みがないのに宿題だけが課されるなんて、そんなの知らなかったよ。


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