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【日記】4月15日(土)〜22日(土) 長距離移動とか読んだ本の話とか。

4月15日(土)
雨の土曜日。『あまちゃん』は土曜日もストーリーが進むって事をすっかりと忘れていて見逃してしまった。
午後から美容室へ行き、まだらなオレンジになってしまった髪色を落ち着かせてもらった。切るつもりはなかったけれど、また短くなってしまった。
夜は近所の居酒屋へ行き、子どもの習い事テストの合格祝い。

届いた『集合!解散!』(植本一子、金川晋吾、滝口悠生)読了。
植本一子さん、金川晋吾さん、滝口悠生さんの3人が同じ日に書いた日記。
当たり前だけど、皆違う過ごし方で感じ方。けれども時々交差する感じがおもしろい。
わたしも暮らしの断片を記録していきたいと思ってはいるけれど、怠け心に負けている日々。誰のためでもない、自分のために書いて残したい。

4月17日(火)
怖い夢をみた。起きてすぐTwitterに内容を呟いてメモったつもりだったのに、今読み返すと全く意味不明だったし、内容を完全に忘れてしまっていた。どんな夢を見たんだ?

4月18日(火)
日帰りで長崎出張。341km運転はしんどい。しんどいしか言葉が浮かばない。出先に行って仕事をするよりも、運転の時間のほうが長かった。

4月19日(水)
今日は佐賀方面へ。191km運転。しんどい。

4月20日(木)
今日は北の方へ。127km運転。毎日運転ばかりしている。

立ち寄った書店で『くもをさがす』(西加奈子/河出書房新社)のサイン本購入。
著者初めてのエッセイということで、発売されることを知ってからずっと気になっていた1冊。
カナダでがんを宣告され、治療・寛解までの8ヶ月が描かれている。
治療中、自分自身を見つめ直す機会が何度も訪れていて、その度にシンプルに、心のままに生き、暮らしを続けていくことを選択していく著者の弱さと強さに心がぎゅーっとなった。
「がん」という病気に奪われたものは大きかったはず。
でもそれ以上に周囲からの愛や与えられているものを知り、そしてわたしたち読者に「読んでほしい」と今度は著者が与えてくれているように感じた。
引用されている書物や音楽もよかったし、なにより、関西弁のカナダ人が最高だった!

4月21日(金)
今日も北の方へ。161km運転。
火曜日から金曜日まで820km運転だった。今週が終わってよかった。嬉しすぎる。
子どもの希望で令和版『風雲たけし城』をみながら晩ごはん。今の規制に則っているせいか、昭和版よりも演出がマイルドになっているように感じた。

そして今日は我が家のネコ②の誕生日。10歳になりました。
保護主さんちのクローゼットで生まれた5匹のうちのひとりがうちのネコ②。
手のひらサイズだったのに、10kg超え?の巨ネコになってしまった。
長生きしておくれ。

我が家にやってきて1ヶ月ほど経った頃
最近のネコ② わがままぼでぃー

4月22日(土)
こどもの習い事のあと、花火大会へ。
天候不良やコロナ等で6年振りの実施らしい。6年前は子どもを抱っこしてみたんやな、とわたしの隣で(わたしの)iphone使って花火写真を撮りまくっている子をみて月日の流れに想いを馳せてみた。

先週手に入れていた『街とその不確かな壁』(村上春樹/新潮社)を第一部まで読み進める。
十七歳のぼくとひとつ年下のきみ。きみが教えてくれた壁に囲まれた街。その二つの世界を行き来しながら物語が進んでいく。
第一部の中で印象に残ったフレーズを少しだけ書き出してみる。

この世界に心に秘密を抱かないものはいない。それは、人がこの世界を生き延びていくためには必要なことなのだ。
 そうじゃないのだろうか?

『街と不確かな壁』村上春樹/新潮社

「もしこの世界に完全なものが存在するとすれば、それはこの壁だ。誰にもこの壁を越えることはできない。誰にもこの壁を壊すことはできない」

『街と不確かな壁』村上春樹/新潮社

「恐れてはいけません。前に向いて走るんです。疑いを捨て、自分の心を信じて」
好きなだけ遠くまで走るといい。壁は私にそう言った。わたしはいつもそこにいる。

『街と不確かな壁』村上春樹/新潮社

4月23日(日)
長距離運転の影響か、子どもの荷物(帰宅して計ったら7.2kgだった)を持ってあげていた影響か、腰が痛くてたまらない。寝返りも満足に打てなかった。
明日はまた日帰り長崎。350kmほど運転をしなければならない。いったいわたしは何の仕事をしているんだ?運転が仕事ではないはずなのだけど。

◆今週頑張ったこと
子どもから誘われ、月〜金は毎朝20分ほどSwitchでフィットボクシング2をやった。疲れ果ててからの車の運転、出先での仕事。中年にはつらい1週間だった。
子どもが「明日からまたがんばろうね!」と言い残して就寝しました。。。

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