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#36【日記】気がついたら4月だった

前回の更新から2ヶ月ほど経過し、気がついたら4月だった。
この3ヶ月はこんなことをしていた。

1月→ブックディレクション業務に追われていた
2月→ブックディレクション業務に追われていた
3月→ブックディレクションの雑務に追われていた
      →新規店のOPEN準備お手伝いに追われていた
      →読書アドバイザー養成講座のスクーリングで東京に行っていた
      →読書アドバイザーになった


とりとめもなく最近のこと。

1ヶ月ほど前にNHKプロフェッショナルで俵万智さんが特集されているのを視聴し、とても感銘を受けた。
三十一文字なのに、刹那の気持ちや空気が閉じ込められている事のすごさよ。
わたしも短歌を詠んでみたくなって、思いついた単語をすぐに書き込めるよう、メモ帳とか付箋を持ち歩くようになった。
(が、まだ一句もできない、難しい、難しく考えすぎているのかもしれないけれど)
番組をみて俵さんの短歌をもっと読んでみたいと思い、『未来のサイズ』(俵万智/KADOKAWA)を買った。
コロナ初期の温度が伝わってくるうたもあり、当時抱えていた不安な気持ちに「言葉」をつけてもらったように思えた。


僕のマリさんの『書きたい生活』の中で、書くことは筋トレに似ている、という一文があった。

書くことは筋トレに似ていると思う。とにかく毎日続けること、そうすれば力は確実についていく。

『書きたい生活』僕のマリ/柏書房

読書アドバイザー養成講座スクーリングの中で、作家の中島京子さんの講演会があった。
中島さんの話はとても面白く、100分という長時間にも関わらず「もう終わり?もう少し聞かせてほしい!」と思えるような内容で、紹介されたあの本もこの本もぜひ読まねば!とメモを取りながら聞かせていただいた。
講話の中で「本を読むには読書筋、筋力が必要。読まないと筋力が減る」というお話があった。
その話を聞いた時、「あ、僕のマリさんと同じ話をしている!」と思ったのでした。

書くための筋力と読むための筋力をつけていくためには、とにかく読む、そして書く、それしかないのだ。
体を鍛える筋トレも続かないわたしはダルダルのお腹を抱えて生きているんだけど、読んだり書いたりする筋力を衰えさせたくない。

宣言をするとプレッシャーになるので書かないけれど、読み書き体力の筋トレを怠らないような生活したい。
気持ちが豊かになる生活がしたい。
仕事を言い訳にしてばかりじゃ、いつまでもブヨブヨなお腹のまま。
地道なトレーニングをやり続けるしか方法はないのだ。

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