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医療関係者の考える危険性と一般の人が考える危険性は別物です。

自分のTLでは特に話題になっていなかったので気づかなかったが、鍼灸師の男性が「痴漢対策に安全ピンを刺すのは止めたほうがいい」と呼びかけて炎上していたらしい。

正直、本音を言えば「刺してやれ」だが、「弁護士ドットコムニュース」で「痴漢されたら「安全ピンで刺す」は正当防衛か傷害罪か?」を読むと、ケースバイケースだが被害者側が傷害罪に問われる可能性もあるというので、やはり安全ピンでの反撃は安易に推奨できるものではなかった。

【弁護士ドットコムニュース】
痴漢されたら「安全ピンで刺す」は正当防衛か傷害罪か?  Twitterで大論争

https://www.bengo4.com/c_1009/n_9680/

加えて、今回発言が炎上の対象になってしまった鍼灸師の男性の主張を落ち着いて読めば、

出血を伴う方法で反撃した場合、被害者や周囲の人に加害者の血液が付き、それが原因で感染症が広がる可能性があるので安全ピンでの反撃はやめたほうが良い。

というとても真っ当なものだった。

特にAIDSの30倍の感染力を持つB型肝炎が怖いと書かれていたか、実際、これを読むまで、周囲への感染の危険性について考えるどころか思いつきもしなかった。一般の人が考える危険性と医療関係者が感ゲル危険性は別のものだとよく聞くが、確かにその通りだ。

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