蓮野 台

蓮野 台

最近の記事

大冒険が始まった

瀬戸内海に面した町に生まれ育ち、進学で上京した。 住まいは父の学生時代からの親友の近所。 安全牌ってのですかね。 だがね、父上。 ここなら!と決めてくれた住まいは新宿駅からバス利用で10分程。 拠点が新宿・・・・・ニヤリ。 笑うしかないでしょ、これは。 入学式を待つ間に整えられた私のお城。 すべての物が共用ではなく、自分だけの物で新品。 私のテレビ、私の冷蔵庫、私のラジカセ、ドライヤーetc 嬉々としている私を横目に父はメモ帳に「約束」を書けと言う。 山手線で降りてはならぬ

    • 浪漫飛行という愉しみ(エリカ)

      落ち込む時、後悔する時って とにかく考えている。 こうすれば良かった、ああすれば良かった、 というのはまだマシ。 自分を見直している。 次にどうすればいいかの選択肢が増えるから。 こうなっていれば、ああなっていれば、 こうしてくれていたら、ああしてくれていたら、 そう考え始めると経験上ろくなことがない。 自分は悪くないんだけどね、と保身に走る。 自分以外を否定したり恨んだりする。 そういう時、与えられることばかりに意識が行っている。 言葉だったり、気持ちだったり、行為だっ

      • 青い音色を聴く(アガパンサス)

        最近になってブルーレイチルドレンという言葉を知った。 1970年以前に生まれている自分はこの世代だ。 特徴が該当するものが多く、少し前まで感じていた生き辛さだったり 現実社会への違和感ってこれだったのかと妙に納得した。 例えば、人や物事のネガティブな感情や思考を感じ取ってしまう。 自分のことを好意的に思ってくれる人には割と鈍感。 だが、わずかでも敵意を持っている人には敏感。 知り合って意気投合したつもりになっても 相手の意識の中に小さなトゲが生えてくるのがわかる 自己顕示欲

        • 詩を数編

          書き溜めた詩の中から今日の気持ちに添うものを数編 『とりあえずは』    時折 溢れる想い  時折 満ちる哀しみ  どちらもが  命の鼓動のバランスを刻みながら  確実に僕を育てている  先へ先へと  夢へ夢へと  僕を誘う  心の流れに委ねて  何があろうと手放すことはしないと決めていた事だけ  やんわりと抱いて  漂ってみよう 『慰めではなく励ましだと呼んで』  どんなにつらいことがあっても  背中合わせに良いことが  あなたに気づいてもらえるのを  今か、今

        大冒険が始まった

          父の名言?

          父は私が25のときに52で亡くなった。 スピ的に見ると2552というミラーナンバーのエンジェルナンバーだ。 2552には下記の意味があるらしい。 ※色んな解釈があるけれど、目に留まったものをご紹介する。  「豊かになるためには、他人が幸せになることを優先してください」 ほう、、、なるほど。 父の死後、周囲のご意見優先の見合い結婚をして元日生まれ夫婦となった。 その時は縁を感じたわよね。 12年で終りを迎えた縁ではあったが、ふたりの子どもに恵まれた。 今では両親が共に元日生

          父の名言?

          書くことが好き(自己紹介かな?)

          はじめまして。ようこそ。 蓮野 台とかいて はすの うてな と読みます。 徒然に書くに至った自分のことをしばらく書いていきたいと思ってます。 幼い頃から辞典が好きだった。 運良く家には壁に建て付けの本棚があり、百科事典(写真やイラスト入りのカラーのきれいなの)とか歴史読本のような辞典もあった。 父親がシリーズで集めるのが好きだったんだろう。 いつも手に取っていたのは花の辞典、王冠の辞典、宝石の辞典。 写真がとてもキレイで見るだけでもワクワクした。 王冠や宝石にはそれぞれ

          書くことが好き(自己紹介かな?)