令和の今だからこそ輝く?若い子にも聴いて欲しい歌いだしから始まる好きな曲

皆さんハマタイです。
6月に入りなんとナ・リーグの贔屓チームが現在地区首位ではありませんか!と驚きを隠せない悩める海牛です。(ア・リーグの贔屓チームは今のところ貯金大量なのに地区4位です)
今回はタイトルにもある通り、近年世界中でも特にここ日本においてはイントロなんぞ要らん!歌いだしから始まる曲こそ正義!と言わんばかり(勝手な解釈です)に歌いだしから始まる曲が若い子の間で流行ってると巷から流れてきたので、そんなZ世代なナウなヤングにも好きになってもらえるだろうと個人的に好きな歌いだしから始まるなるべくZ世代含めた若い子が触れてきてないような、かつポップで聴きやすい60~00年代ぐらいまでの曲を紹介していきたいと思います。
しかしYOASOBIのアイドルは某ゲッター抜きにしてもかなり完成度の高い曲で中毒性抜群ですね。

The Beatles/P.S.I Love You

君達あらゆる条件下のもとで紹介されてる音楽関連に君臨するね、なThe BeatlesのP.S.I Love You
現代ロック・ポップスの基礎そして頂点ともいえる彼らのデビューシングルのB面に既に歌いだしから始まる曲があった!そりゃ歌いだし曲は正義ですよ彼らが既にやってるんですから。
「If I Fell」「Help!」「Hey Jude」「All My Loving」「Hello,Goodbye」etc…とまぁ思いつく限り有名曲でも歌いだしの曲がこれでもかと多いですね。
この時代のポップスは民衆の情報源としてラジオが主流でした。その中で曲が紹介され流される時間はだいたい2~3分ほど、その中にいかに聴衆の関心を傾けるかに全力を尽くしているバンドないしアーティストが多く、ある意味現代のサブスクでどうやって注目を浴びえるかと似た様な曲作りになっているのでは?とも思っています。

The Offspring/All I Want

OK!と言われたらコマンドーかAll I Wantか、と言えるぐらい強烈な出だしから始まる猪突猛進曲
彼らに限らずGreen DayやSUM41等この年代のパンクバンドは出だしから始まる曲が多いイメージもあったりします。やはり曲が短い分出だしからの一発勝負ということになるんでしょうかね。
ということで見出しはオフスプですが聴きやすい90~00年代パンクの出だしから始まる曲を数曲貼っておきます。

Kansas/Carry on Wayward Son

でました地名バンドシリーズ、その中でもプログレハードと言われアメリカで人気を得たバンドの曲を紹介します。
英国で流行ったプログレッシヴロックをアメリカ流にした結果生まれた快作中の快作「Leftoverture(邦題:永遠の序曲)」に収録されている曲です。
キャッチーかつ渋くハードに、時にカントリーちっくな側面をだしながらも主体はプログレ風味で曲が目まぐるしく変わっていく。。。と聴きやすくもしかっかりとやりたいことがやれてるこの名曲も出だしがいきなりサビ(本国流に言うならコーラス)から始まっています。
PV見るといきなりドワーフみたいな男が歌いだして驚くかもしれないですが是非とも最後まで聴いてみてほしいですね。

PANTERA/The Great Southern Trendkill

目覚ましに相応しい曲No.1ことPANTERAのThe Great Southern Trendkill
初っ端からVoのフィルアンセルモが怒号を叩き出し後は怒りのまま突っ走る!とマッチョすぎるこの曲を聴いて漢らしさを磨いてほしい!
ちなみにPANTERAを聴き続けるとみんなマッチョになるのでマッチョになりたい人は是非一通り聴いてみよう!

エレファントカシマシ/友達がいるのさ

印象深いフレーズをバシッと、節目節目の売れる時期に歌いだしから始めてきちんと話題になるエレカシは歌いだしから始まる曲作りのプロと言ってもいいのではないでしょうか?
「花男」「悲しみの果て」「今宵の月のように」「俺たちの明日」さらにアルバム曲でも「星の降るような夜に」等とにかくみやじの性格がこれでもかと溢れるような歌いだし曲が満載です。例にもれず久しぶりに発表した新曲「Yes. I. do」ももちろん歌いだしから渋く始まります。
そんな彼らの歌いだし曲の中でも特にお気に入りなのがこの友達がいるのさ
こんなに感動する歌詞と曲構成なのに、ちょうどエレカシが世間からまたもや見放され気味になった(というかメディアにでなくなった)時期だったせいもありあまり有名じゃないのが惜しい。。。なので是非ここで聴いてほしい!というか聴け!!

大塚愛/さくらんぼ

もう一回!!!(ドラムがブルーハーツの梶君だと知って驚く曲)

the brilliant green/There will be love there -愛のある場所-

90年代J-POPで一番UKロックを体現していたと個人的に思ってる曲
全体的なメロもそうだけどどこか湿って暗い雰囲気もまさに90年代前半から中盤辺りまでのシューゲイザーからブリットポップ、ポストパンク等のUK戦国時代を吸収した曲となってる。
あとこの頃の邦楽女性ボーカリストが暗い雰囲気や少しダウナーっぽさを纏ってたりしていたのもあってそういった流行りも取り入れた結果どちゃくそ名曲になってる気がする。
若い子には初代銀魂OPを歌っていた女性がボーカルをしているバンドと説明したほうが分かりやすいかも?

THE BLUE HEARTS/TRAIN TRAIN

ヒロト曲もマーシー曲もしっかりと歌いだしから始まる曲があるブルーハーツ
というかThe Beatlesと同じく有名曲や売れた曲の大部分が歌いだしですね。(「夢」や「人にやさしく」「1000のバイオリン」等)
やはり歌いだしから始まる曲こそ正義なのかもしれません。
公式PVはどちらも歌いだしからではないですが原曲はしっかりと始まりは歌からなので安心して聴いて欲しいですね。ただしサブスク類はないのでちゃんとCDを買って聴いてください。

番外編

ここからは確かにイントロ等の歌が始まるまでの間がないけど歌いだしでもないのでは?という曲を数曲紹介します。

Black Sabbath/Sweet Leaf

我らがオジーの咳から始まる元祖ドゥーム曲ことSweet Leaf
こんなに湿ったギターとベース音なのに全体像がはっきりしていてかつポップでハードというサバス曲の中でも特に完璧だと自分では思ってます。
ちなみにレッチリのGive It Awayの最後にこの曲のリフをライブで演奏するというお約束みたいなのがあり、スーパーボウルでもブルーノマーズと一緒に演奏したので実質サバスがスーパーボウルのスペシャルライブに参加したことになります。(暴論)

COCOBAT/Cocobat Crunch

日本が誇るベースバッキバキハードコアスラッシャーバンドことCOCOBAT
なんと曲の出だしはスナック菓子なのかコーンフロスティ的なのかの袋を開けるところから始まりその後ASMRの先駆けと言わんばかりの食事シーンの音が流れるというパンクすぎる展開から始まります。
その後はヘドバンしまくれるぶち上りなリフとバッキバキベースでテンション上がりまくりですよ。

MR.BIG/Colorado Bulldog

曲名自体はお酒の名前(カクテル)だけどブルドッグの鳴き声から始まるアニマルソング
バカテクバンドによるバカテクを惜しげもなく披露してくれかつ聴きやすくハードというMR.BIGの良いところを煮詰めた様な曲。
ラストライブめちゃくちゃ期待してます!!

MAGMA/Köhntark(Live 1975)

初手コバイア語による挨拶から始まる小粋な演出が光るMAGMAのKöhntarköszのライブ版
どうしてもこのお題の曲紹介で入れたくてしょうがなかったのでここで紹介させてください。(ただこれがやりたかったからこの記事書いた)
そうです私がいつもはじめにハマタイと言っているのはコバイア語による挨拶なのです。挨拶のハマタイ!から始まるくせにその後の歌いだしまで1分半ぐらいかかる+曲のPart1,Part2合わせると30分強あるので極限まで暇なときにでも聴いてください。そして皆さんもコバイア星人に国籍ならびに星籍を移しましょう

最後に

いかがでしたでしょうか。
歌いだしから始まる曲はまとめてみると自分の好きな曲も結構な割合でそうなのだなと実感できてあれもそうだこれもそうだと考える時間がとても楽しかったです。
現代における群雄割拠の代表ともいえるポピュラー音楽界隈、その中で売れたり人々の記憶に残り続ける曲を作るのは容易ではないでしょう。
しかし今でもYOASOBIやヨルシカのように歌いだしから始まる曲による名曲が生まれ続けていることに若いクリエイターの底力や曲の可能性はまだまだ無限にあるということを教えてくれているようで今後も期待したくなりますね。
最後に歌いだしから始まる曲といえばで最初に思い浮かんだこの曲を紹介して終わりたいと思います。
ここまで見てくださりありがとうございました。

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