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自分自身を知れた短期休職

1.はじめに

 今の仕事は丸4年が経ち5年目に入りました。
 最初の3年間の途中から、気がつけば入った一緒にやっていた社員は退社してし、私とアルバイト数名のみという環境になってしまい・・・。

 そこからは、アレもコレもと運営から広報まで現場責任者として、とにかく必死にやっていました。
 お陰で非常に経営者目線で物事を少しだけですが考えられるようになりました。
 が、心身ともに結構限界を迎えていたようです。

 コロナ禍に入ってからというもの、何よりもEGPAの症状があまり良くない日々が増えてきました。(ただし、数値には現れていません。たぶん今の社会環境や自分を取り巻く環境が思ってる以上に変化したためだと思います)

 昨年は、その体調不良と仕事の停滞が重なり、割と気にしていなかった自らの病気と向き合う時間が訪れました。

 この時間は結構辛くはありましたが、病気の事や自分がどうやって働いて行きたいのかを考えるのに必要な時間でもあり充実した時間でもありました。

 その結果として、
 YouTubeでは病をカミングアウトし、Twitterやnote、Instagramや Facebookと病気に対しての啓蒙活動をスタートして実施する事が出来ました。(その一年位前からどうやって啓蒙活動をやろうかずっと迷い複数の方にも相談してました)

 この時点ではやはりまだもう一人社員はおらず、生活の為と考え日々の仕事をペースダウンさせつつ、粛々と今まで通りにやっていました。
 それでも調子は改善される様子もなく、注意が散漫になり、仕事もパンクしてしまいそうな結果になりました。
 この状態は流石にマズイと思い、短期休職を申し立てました。
 そして、日程調整をしてもらい2020年7月3週間程の短期休職を確保することが出来ました。
 この期間で、どうやって体調を戻すのか。また、自分を知るためにはまず何をすべきだろうと考え、複数の本を読んで切り口を見つけることにしました。

 かなり前置きが長くなってしまいましたが、ここでは自分を知るために読んで参考になった本三冊をご紹介すると共に、私自身の変化についても書かせていただきます。

2.エッセンシャル思考

 まず私が最初に探した本は、パンク寸前になった自分の思考の整理に役立つ本でした。
 そこで自分にスッと入ってきた本が『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』でした。

 この本は、いわば取捨選択をしてやるべき事とやらない事をはっきりと分けて無駄なエネルギーを使わず集中すべきものに集中しようという考え方のアプローチが書かれた本です。
 これまでの私は『アレもコレもやらないといけない』と思い込んでしまっていました!!それこそ『全てが大切だと』。
 この誤った私の考え方のアプローチを解してくれた一冊です。
 少しずつですが、取捨選択が出来る様になってきてはいます。コレは私がやすべき事で、アレは私がやらなくていい事。というように。
 簡単にはできませんが、大きなきっかけを得る事ができ、その後の判断は出来る限り”エッセンシャル思考”でやるようになりました。思考の整理方法を知る事ができました。

3.一流の頭脳

 次に私が読んだ本は、YouTubeを始めた頃に紹介させていただきました『BRAIN 一流の頭脳』という科学的な側面から脳のパフォーマンスを強化するにはどうしたら良いのかが書かれた一冊です。

 この本の面白いところは、様々な項目(自分を変える「ブレイン・シフト」、脳から「ストレス」を取り払う、「やる気」の最新科学、etc)が全て科学的に(しかも、科学に疎い私でも理解できるような書き方で)説明されている点にあり、そのためにとても説得力がありました。
 YouTubeでとってもざっくりと触れていたが、20〜30分の運動をする事で、脳機能を高める事ができると言うこと改めて確認できました。
 実際に昨年の7月に短期休職をした際、定期的にウォーキングを取り入れ、無事に仕事に戻ることができました。

3.脳の取扱説明書

 そして次に読んだ本は、メンタルコントロールをより理解出来そうな
『脳の取扱説明書』という本です。
 この本に惹かれたのは単純に帯の部分です。オバマ大統領やクリントン大統領、ビル・ゲイツ氏といった第一線に立たれている方々がストレスや不安にどう対処しているのか気になったからです。第一線の方々が取り込んでいるメンタルコントロールなら、間違い無いだろうというは入り口です。

この本は、
”NLP=Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)”という言語学と心理学を組み合わせた実践心理学という事なのですが、とっても簡単に説明(あくまで私の解釈です。間違ってたらごめんなさい)しますと、脳の機能を知ることでストレスや不安などの問題を解決するプログラム化されたトレーニング(?)といった感じです。
 NLPを通して感情のコントロール術を身につけられるという、メソッドになります。
 この本は、深層心理を通じて良いイメージを刷り込ませる事ができるという事を教えてくれる本で、なんだが”自律訓練法”とのリンクも感じられた本でした。

 と特に2020年7月の短期休職中は自分のパンクした状態と体調の悪さにどう立ち向かっていくかを考える日々の救いの本でした。

4.今のわたし

 今はと言いますと、まだまだ完璧に落とし込めているわけではありませんので、もう完璧ですとは申し上げられません。
 それでも以前に比べると自分から無理には飛び込まなくなりました(どうしても避けられない事はありますが)し、割と不安のコントロールは上手くなってきたかなと感じることもあります。
 また社員が一人増えたこともあり、私の負担も少し軽減され前よりは確実に良い方向に向かってきてはいるようです。
 今後はより一層、この三冊で学んだ事を自分に落とし込んで行きつつ、もっと余裕の持てる生活を遅れるようになればなと思っています。
 何事も積み重ねがもちろん大切です。が、きっかけを見つける事がまずは大切だと言うことを感じましたので、是非、パンク寸前で倒れそうだと言う方は、自分自身を知る(現状を)コトに着目し、捉え方を変えて見てはいかがでしょうか?

 と、格好いいことを言ってますが、つい最近またパンク寸前まで行ってしまい、2週間程、短期休職を頂いてしまいました。
 なかなか上手く出来ませんね。そこで、今度は別のアプローチを始めました。それはもう6週間続いていて、なんか効果出てきてるな。と思える状態になってきました。この話についてはその内書かせて頂きますので、引き続きよろしくお願い致します。

※TOP画像は休職期間のものではありません。
念のため^ ^


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