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スタバのコーヒーセミナーに行った話①

2024年になってから一体どうしたのだろうか、私はいろんなことに手を出している。

占いの類いは信じないけれど、おそらく「動く」星回りなんじゃない?今年の天秤座って。知らんけど。

ということで今年やりたいことの3つ目「珈琲を学ぶ」の手始めに、初心者向けの珈琲セミナーに行ってみた。

珈琲はずっと前から好きだから「珈琲入門」的な本は何冊か持っていて、なんとなーく自分で勉強している。家でも一通りの道具を揃え、豆を挽き、ハンドドリップで淹れて飲んでいる。普通に美味しい。


今まではそれで良かったのだが、もうちょっと深く足を突っ込んでみたくなったんだよ珈琲の沼に。ていうかアレが欲しかったのかもしれない、なんというか「私、珈琲の勉強始めちゃった」感

なんかセミナーとか行ったら、「学び始めた」感があるじゃない?自分で家で本読んでるより。「セミナーとか行っちゃってる私」っていう。
自意識の問題だこれは。学びたいというか学んでる感を味わいたいんだとりあえず。実際に学ぶのはそれからだ。200%カタチから入るタイプの私ですどうぞよろしく。

珈琲沼のスタートラインに立つべく、「珈琲 セミナー」か何かで検索したら、1番上にスタバが出てきた。UCCとかキーコーヒーとかタリーズとかもいっぱい出てきたが、とりあえず行きやすそうで、開催している店舗の数が1番多いからという理由でスタバに申し込んでみた。

そして迎えた2月某日。

予約した店舗に着いたらまずはセミナー代の支払い。
約1時間、税込で1,100円。

ペイペイ♪

セミナーは店内の普通の客席で行われた。
人数は私を含めて4人。全員女性だった。
それに対して1人のバリスタの方が講習をしてくれる。

担当のバリスタさん、すごく若い男性バリスタさんだなーと思ったら、この春大学4年生になると言うじゃないか。我々女性陣はちょっとざわついた(ような気がした)現役大学生!わっか!

スタバに勤めて3年という彼は、緑じゃなくて黒いエプロンをしていた。なんでも、社内の試験を受けて合格した人だけが黒いエプロンを着ることができるらしいよ。知ってた?私は知らんかった。

ウェルカム珈琲

着席すると、最初にウェルカム珈琲が出てきた。カプチーノ?になってて飲みやすかった。名前は忘れた←

それを飲みつつ、参加者1人ずつ自己紹介をしてくれとバリスタくん。

自己紹介なんてカメムシの次に苦手だから超イヤだなーと思ったけれど、名前だけ言って「よろしくお願いしまーす」程度だったので助かった。

それから珈琲の基礎知識&豆知識みたいな話を聞いたあと、実際に珈琲を淹れて飲んでみようのコーナーへ。まず最初は、プレスで淹れた珈琲を飲ませてもらった。ちょうどプレスを買おうか悩んでたので、試せてラッキー。

プレスって、こんなやつ↓


大学生バリスタくんがプレスで淹れる珈琲の特徴や、器具の使い方を説明しながら目の前で淹れてくれて、お馴染みの試飲カップで提供してくれた。

そして、「おひとりずつ感想を聞きますので、ご自分の言葉で表現してください。パッケージに書かれた説明書きではなく、自分の感じたままを自分の言葉で表現することが大切です」と、ハードルを上げてきた。

えぇ…
語彙力試してくるじゃん…

「じゃあこちらの方からお願いします」とバリスタくんはニッコリ笑顔で私の方を見た。こういうときって、なんかいつも1番に当てられるんだよな…。

「えーと、こ、珈琲の風味がしっかり長くとどまる感じがするのと、なんか濁ったような?粉っぽさを感じました。いやあの、とっても美味しいのは美味しいです。」

よく分からない率直な感想を述べたら、「プレスで淹れた珈琲の特徴を感じていただけたようですね!」とバリスタくんは嬉しそうにしていた。うぇーい合ってたっぽい!いや、飲んだ感想を言ったのだから合ってるも合ってないもないんだろうけどさ、見当違いなことを言ったんじゃなくて良かったなって。みじんこハートの私はホッとしたんよ。

そのあとは、同じ豆のドリップパックの珈琲をバリスタくんが淹れてくれて試飲。ペーパーフィルターとプレスとの違いを感じてくださいと。

THE試飲の風景

両者の大きな違いは、ペーパーのフィルターを通すかどうかにある。

ペーパーフィルターを通すと、珈琲豆の油分を取るのでよりスッキリとクリアな味わいになるんだそうな。

一方でフレンチプレスを使った場合、ペーパーを通さないので豆本来の油分も一緒に飲むことができ、よりダイレクトに豆の特徴を感じられるんだとか。

ふむ。
まさにその通りだなーと、実際に飲み比べて納得した。本で読んだことあるし知識としては知っていたけれど、こうやって並べて飲み比べてみると分かりやすくて、自分の中にスッと入り込んでくる。

来て良かったな、と思った。

そうそう。
珈琲と食べ物のペアリングも楽しみましょうってことで、チョコレートチャンクスコーンとやらも提供された。スタバで滅多に食べ物を頼まない私は初めて食べたけど、温かくてしっとり美味しいスコーンだった。

ただ。そのスコーンはフォーク付きで出てきたし、他の3人がフォークで食べ始めたからフォークで食べたけれど、「スコーンってフォークで食べるもんじゃなくない?ほら、ボロボロ崩れちゃうじゃん!手で食べたいんですけど!」という率直な感想は述べなかった。大人なので。あとチャンクスコーンの「チャンク」ってなに?

それから1人ずつ実際にペーパードリップで珈琲を入れる実践。
自分で淹れた珈琲はどうですか?の問いには「普通に美味しいです」とだけ言っておいた。もう私の語彙力には限界が来ていた。表現力の無さよ…私はバリスタにもソムリエにも大谷翔平の嫁にもなれないことだろう。

自分で珈琲を淹れるとこまで終わり、それを飲みつつ、続きまして〜本日の感想を1人ずつ発表しようのコーナーが始まる。

ナカソネ心の声(また感想ぅぅぅぅぅぅ!!めっちゃ感想聞くじゃぁぁぁん!)

感想発表疲れしていた私は、とりあえずもう率直に言おうと思い「ずっとプレスが気になっていたので、今日実際にそれで淹れた珈琲を飲むことができてラッキーでした。買うことに決めました!」と発表してみた。

すると隣の人から「やっぱスタバのやつ買うんですか?」と問われ、「いやそれはちょっと考えます」と正直に答えてしまった。そこは「ハイ!」って元気よく言っとけば良かった。無駄な正直さ要らんのよ。

そのあとは、全員にお土産が配られて質問コーナーがあった。

これお土産
スタバのこの人、だんだん寄ってきてて怖くない?
近い


4人それぞれ「珈琲を淹れるとき沸騰したばかりのお湯はダメなんですか?」とか、「1番好きな豆はなんですか?」というような質問をする中、私の隣の人が「やっぱりスタバに就職するんですか?」と、ちょっと斜めからの質問をしていた。

バリスタくん「ここだけの話、スタバには就職しないっす。」
との答え。
「頑張って黒エプロンになってるのにどうして?」とさらに問い続けるわたしの隣人。それに対して彼は「土日休みじゃないんで…僕、土日休みたいんですよ(笑)」と、笑っていた。
私は心の中で、いいね!ボタンを連打した。

頑張り屋でマイペースなバリスタくん、いいね。
働くスタイルって大事だからね、土日休みの仕事に就けるといいね。

そんな感じで質問コーナーを終えると「本日はありがとうございました、ごゆっくりどうぞー」と、若きバリスタ君は去っていった。

共にセミナーを受けた私たち4人は、残った珈琲を飲みながらしばしお喋りをして、そろそろ帰りましょうかという雰囲気になったそのとき。
私の隣の席の女性が言った。

「これも何かのご縁ですし、連絡先交換とかしませんか?」

れん…らくさき…こうか…ん?

突然のことで日本語が分からなくなったような気がした。


と、ここまで書いて3,000字超えてることに気がついたよ。
長い、長すぎる。
なんだこの長い話は。
まとめるの下手すぎか。

私はもうビールが飲みたい。

この続きはまた今度書くことにして、ただちにビールを飲もうと思います!

ではまた近いうちに。


3月12日に続き書きました。

↓↓↓続き

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