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手首の関節は柔らかくできる

手首は意外と固くなりやすく、
「手首が固くて、手をつくと痛い」
とか
「手首が固くてスナップが効かない」
という方がいらっしゃいます。皆さんはいかがですか?


・手首の関節は二段でできている

手首の関節は複雑で、わずか数センチ四方に豆粒ほどの骨が8個も集まっています。この8個がそれぞれに動くので、いろいろな動作ができるのです。

特徴的なのは、手首の曲げ伸ばし。
上に曲げるとき(甲側)と、下に曲げるとき(手のひら側)で、メインで曲がるところが違うのです。

図で言うと、①のラインは手首を上に曲げるところ。②のラインは手首を下に曲げるところです。
実際、手首を横から見た状態で上下に曲げてみると、曲がる箇所が微妙に違うのがわかると思います。

・手首が固いと感じるとき

手首の調子がイマイチというときは、このどちらかが動きにくくなっていることが多いのです。

①で背屈、②で掌屈する

上に曲げられない、机に手のひらを着くと痛いというときは、①のラインで固くなっています。
下に曲げるときに固いのは、②のラインで固まっています。

したがって、動きにくい方の関節をリリースして動くようにしてやると、動く範囲が広がります。

・自分でできる方法は…すみませんが、難しくて紹介できないです

こういうとき「自分でできる方法」について書くのがいつものパターンなのですが…。
すみません。これは自分でやるのがほぼ不可能です。

骨が小さくて不安定なので、普通の人がポイントをとらえるのは至難。
こればかりは手首の関節をほぐすことのできるところで、施術を受けて下さい。

お役には立ちませんが、固い手首は柔らかくできるという情報だけでも。


八起堂治療院ホームページ


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