バス間違えた選手にタクシー代　ピンチ救われ金メダル

東京オリンピックの期間中、準決勝で競技場に向かうバスを間違えたジャマイカの陸上選手にタクシー代を渡し、「ピンチ」を救った大会スタッフの女性がいた。この選手は後に優勝し、金メダルを獲得。女性の行動は世界的な話題となり、ジャマイカ政府はお礼に女性を同国に招待すると表明するなど、共感が広がっている。

　この選手は陸上男子110メートル障害のハンスル・パーチメント選手（31）。SNS（ネット交流サービス）に投稿した動画によると、準決勝があった4日、選手村から誤って別のバスに乗ってしまい、江東区の会場に着いてしまった。陸上競技が行われる新宿区の国立競技場に行くには、いったん選手村に戻って乗り換えなければならず、ウオーミングアップの時間も取れなくなりそうだった。途方に暮れていると、スタッフの女性がその場でタクシーを手配し、お金も貸してくれたという。(以下、URLで。)

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