夜に中華丼を作りつつ考えたこと。

久しぶりに中華丼を作りました。
十代の頃、飲食店でアルバイトしていたときに“まかない”でよーく出たんですよ。そのとき、コックさんが作るのを何度も見ているうち、作り方を覚えました。

ざっくりしたレシピ

特に具材の決まりもないんですが、昨日は豚バラ肉、白菜、キャベツ、シイタケ、エノキ、ニンジン、小松菜、ナルト、うずらの卵です。2人分のイメージ。

1:豚肉に塩コショウしておく。ニンニクとショウガを細かく刻む。
2:野菜その他を自分が食べやすい大きさに刻む。
3:フライパンに油をひき、ニンニクとショウガを入れて軽く熱し、香りが出てきたら肉を入れて片面がこんがりするぐらい焼き付ける。
4:野菜を入れて軽く炒め、酒大さじ2を入れてちょっと蒸し焼きに。
5:全体がひたるぐらいに鶏ガラスープを入れてしばし煮る。8分ぐらい。
6:味見をして塩コショウ、醤油で調味。
7:水溶き片栗粉でしっかりめにとろみをつける。
8:火を止めて最後にゴマ油ちょい、全体を混ぜる。

こんな感じです。あったかいごはんを器によそって、たっぷりかけてどうぞ。かた焼きそばにのっけてもうまいです。お好みでお酢をかけてください。疲れてるときにお酢をひと振り、いいですよ。

日頃自炊してない人にはオススメできない料理

作っていてすごく考えたのが、↑ ということでした。これ、食材が多いほうがおいしく作れる料理なんですよ。野菜もいろいろ、肉と練り物(今回でいうとナルトが担当。かまぼこでやってもいいです)からそれぞれのうま味が出て、鶏ガラスープのうま味でまとめていただく。アサリなんか入れるとさらにうまい。もやし入れてもいいです。
※うちのは中華丼とちゃんぽんの合いの子的な料理になってます

でもこのやり方だと、日頃はさほど料理しない派、週末だけ料理派にはちょっと用意する食材多すぎる。一度作ったら大量に食材、余ってしまいます。

まかない向きなのは、食材整理しやすいから

バイト先でよーく出たのは、お客さんに出すにはちょっとトウが立ったものを一気に消費できる料理だからでしょう。豚バラも高くないし。
毎日のように料理してると、どうにもハンパな量の野菜やら肉やらって必ず出てしまうものなんです。

中華丼またはあんかけ焼きそば、塩焼きそば、カレー、そして特に名前も付かない「野菜炒め系」などなどの料理は、食材整理に「おあつらえ向き」なわけですね。私の先の中華丼でいえば、野菜類は全てあまりもの、豚肉とキノコ類とナルトは冷凍庫に入ってたものでした。買ってきたのはうずらの卵だけ。ちなみに我が家の中華丼はうずら卵マストです。
これがないと、さびしい。

「たまに料理派」は食材の多いレシピに注意

で、何が言いたいかというと。
こういう「多くの食材が必要な料理=食材を大量消費できるレシピ」を普段あまり料理されない人が作ると、「食材使い切れない→食材腐らせてしまった→罪悪感→やっぱり自炊大変→やらない方がいい」という流れになりがちなんですね。
「○○を作ってみたい」という気持ちから、実際にトライしてみるという流れは素晴らしいこと。けれど日常の料理は必ず「作る→何かしらが余る→それを使いまわす」がセットです。なので「デイリーには難しいけれど料理は覚えていきたい」という人は、食材がいろいろと必要な料理にはちょっと用心してください。やってみたいという気持ちを尊重するのはすっごくいいことです。けれど食材を使い切るのは、わりと大変。

カレーやハンバーグなど、料理し始めに作ってみたくなるような料理ってけっこう食材いろいろ用意しなきゃじゃないですか?
中華丼に限らず、なんでもトライする前に「これらの食材を使いきれるかな」という視点、買い物する前に持っておいてほしいのです。
自炊を習慣化したい、と思うあなたには。


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白央篤司

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