減量体験記5 食べていた物

 体重増加要因 その4 食べていた物

前段と深い関係がありますが、ここでは食べていた物の「量」ではなく、食べていた物の「質」について。

雪の降る一月に帰省したこと、その先が両親のいる実家だったこともあり、食事は季節に合わせたものが多かったです。寒い時期は暖かいもの、暑い時期は冷たいもの、といった程度ですが。それでも一人で頭痛に耐え、最低限の食事しかできなかった発病後一ヶ月間の東京生活よりは、相当恵まれた環境であったと思います。

実家に戻り、睡眠と食事のビックマックのような生活をしていた日々。日が経つにつれて、少しずつ回復してきたのか、一回の睡眠時間が短くなってきました。
昼寝をしても途中で目が覚める。
(二度寝、三度寝すること多々)
昼に寝ている分、深夜~早朝に目が覚める。
そして或る日は、深夜~早朝まで眠れない。
するとかなり高い確率で、空腹を感じます。
その時間に営業している所といえば、コンビニのみ。

社会復帰の助走として、軽作業のアルバイトを始めたのが、2008年6月のこと。その前までの、特に2007年中頃は、コンビニに通いまくった時期だと思います。(冬は気圧の変化で、また少し体調が悪くなって寝ていた)

僕は基本、新製品が好きです。
リピーターになる確率は低いですが、新しいお菓子やカップ麺を見つけると「おっ、とりあえず一度試してみるか」と思います。

スナック菓子が好き。
和洋問わず甘いものが好き。
魚は好きだけど、肉の方が好き。
そして焼きそばよりパスタが好き。
サンドイッチもおにぎりも菓子パンも炭酸ジュースもアイスも……
何も考えず、気になった物を買いまくりの食べまくりでした。

一度に食べる量はそれほどでもなかったと思いますが(思いたいだけ?)、とにかく食事の回数が多かった。「寝てるだけなのに?」とも思うこともありましたが、寝るのも体力を使うということなんでしょうか。

因みにお酒は、たしなむ程度です。
薬とかち合う(悪酔い?バッドトリップ?する)との理由で医者から止められていたため、2006~2007年の1年間、お酒は一滴も飲んでいません。それでも全く平気でした。

まとめると、僕が食べ物を選んでいた基準は、

 ・新製品(目に付き、気になったもの)
 ・自分が「嫌いではない」もの
 ・カロリーには無頓着

振り返ると、そう言えると思います。

***

両親は働いていたため、朝から夜まで、基本的には一人で家で寝ていました。よって2007年当時「外食に出かけた」という記憶は、ほとんどありません。
文中では「買いまくりの食べまくり」と書いていますが、毎月支給されていた傷病手当から、治療費・税金・通信料・返済費などを差し引いた残りが自由にできたお金です。そして近所のコンビニで買えるものといえば「弁当類」「菓子類」「カップ麺」「ジュース」などがメインでした。 (記 2019/02/23)

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