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夫にモラハラをしていた共働き時代


6月の目標のひとつに
『7月開始を目処にバイトを探す!』
というのをあげています。

というわけで、
いつも目に入るように目標をトイレに貼ってみたのです!

そしたら案の定、
帰宅してトイレに入った旦那さんに訊かれました。


夫「あら、はくとうちゃん。
7月からバイトするの〜??」(旦那さんは結構オネエ口調なんです)

私「うん。家にいるのも楽しいけど最近元気になってきたし、
リハビリがてら外に出てみようかなーと思って」

夫「そっかー。でも無理はしないで欲しいなぁ。
冬にバイトした時も、精神的にすごくしんどそうだったから。
無理に働かなくていいんだからね。」

と言ってくれました。


昨日は、よく考えてみるねと伝えて
話はおわったのですが。

夫はわたしが外で働くことに対して、すごく不安を感じている様子でした。





でも、夫が不安に思うのは当然で。

なぜなら、共働き時代の
わたしの夫に対する態度たるやひどいもんだったからです。

正直モラハラといえるレベルでした。

仕事終わりはいつも不機嫌で、
夫が気を利かせて洗濯を干してくれたことに対し

「もうー!なんでそんな干し方するん?
普通わかるやん!洗濯は私がやるからいい!!」

と責めたり、

些細な会話でもわたしの期待通りの反応をしない夫に

「なんでわからんの?」と怒ったり…。

基本平和主義で誰かにキレたなんて経験
今まで生きていて一度もなかった私が、

夫にだけは湧き上がる感情を理性で抑えられなくなっていました。


優しい夫は文句一つ言わず

「俺が悪いんだ。ごめんね。」
とただ受け入れていました。


それでも、
『働かざるもの食うべからず』こう実家で教えこまれていた私は、

なんとか自分を奮い立たせて会社に行き続けました。

そんな日々を繰り返していると、
仕事をやめる直前には心がえらいことになってて、、、

今と関係ない過去の出来事を掘り返して夫を責めたり、

些細なことで
ヒステリックにキレては、自己嫌悪に陥って大泣きする
ということが頻繁に起こるようになっていました。


それが退職した途端、自分でも驚くほどイライラしなくなりました。

付き合っていた頃みたいに
小学生男子レベルの会話で盛り上がり、笑い合う時間が増えました。

ピリピリした家庭の雰囲気が劇的によくなったのです。

夫の言動が嫌だと思ったときもヒステリーを起こさず、

『ここが嫌だったから、次はこうして欲しい』
と冷静に伝えられるようになっていました。

そこで、共働き時代の自分がいかにストレスにさらされていたか気付かされました。

・失敗を責める上司
・胃が痛くなる責任
・休みが思うようにとれないシフト

これらが一生続くと思うと絶望しかなかったです。

そんななかで、仕事に家事に趣味まで完璧にこなすのは
自分にはキャパオーバーでした。


そして、当時の夫の思いを知りました。

わたしが苦しんでいる姿を見るのがすごく辛かった。

怒っている私が怖かった。

また地雷を踏んでしまったと自分にうんざりした。

などなど、夫をすごく苦しめていたんだなと気づき大反省しました。





結婚生活が始まってから、いつも笑顔で前向きな夫の
元気がなくなっていくというか、、

やたら疲れを溜めて
休日は死んだように眠りこけている姿をみて

夫婦の関係が悪化してまで働くことに固執する必要って
なかった気が今はしています。

もちろん人それぞれ経済状況や価値観は違います。

働くことが楽しくて生きがいを感じる人も当然いますし

しんどい状況でも、守るべきもののために、働かなきゃいけない人もいる。

今わたしが夫のお給料で生活できていることは
当たり前ではなくて、すごく恵まれていることです。

色々な事情や考えがあるけれど、
私たちにとっては
目の前の人の笑顔が大事。
目の前の人の心身の健康が大事。
大切な人と笑い合う時間が大事。


それが壊れてまで
がむしゃらに頑張らなくて良かったと、今は心から思っています。

昨日の夫は当時のわたしのモラハラに関しては
何も言いませんでしたが、

これらを肝に銘じた上で、お仕事を探してみたいと思います。


最後まで読んでくださりありがとうございました!

それでは!すてきな週末を!

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