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言葉は経済をも変えてしまう

「チーズ牛丼」、いま巷で話題になっている単語です。

すき家に行けば「3種のチーズ牛丼」といったメニューがあり、子供やチーズ好きに高い支持率がある人気メニューです。

ただ、このチーズ牛丼が差別用語に変わろうとしています。

チーズ牛丼が話題になった理由としては、オタク気質の奥手な男性がチーズ牛丼を頼みそう。というものでした。

同様にそのような男性を表すイラストも話題になり、面白おかしい反響が大きくありました。

Twitterでも、そのイラストをモチーフにした作品もたくさん出回っていて、SNSの影響力の大きさも同時にすごいものだなと感じております。

でも心配していることがありました。

「これは面白いで話題になっているけど、差別用語にもなりうるのでは?」

つい先日、心配していたことが起きました。

ゲーム会社SEGAのゲーム実況中に、取締役の男性が、大人気ゲーム「ぷよぷよ」の大会に参加していた選手を

チーズ牛丼食ってそうな感じ」と表現。

会場では笑いになっていたそうですが、

後にこの発言は大きな批判にあいました。

SEGA側は翌日にすぐ謝罪をし、動画内の問題発言シーンを切り取りました。

徐々にこの発言は反響を呼び、プロゲーマーや有名人も取り上げるほどになっている。

同席し司会も務めていたタレントの椿さんは、「悪い意味で言ったわけではないです」とSNSで理解を求めていたそうですが、

見た目を揶揄した発言だ。などの声が多く上がっているのが現状です。

もちろん多様性が叫ばれている世の中ですから、捉え方も人それぞれでしょう。

ただ言えることは、この発言は悪い意味で言わなくとも、誰も徳をしないというところ。

ゲーマー本人は褒められているとは思わないだろうし、

すき家にしても、悪影響しかないはずだ。

SNSをやっていない人からすれば、チーズ牛丼は食べたければ食べる。

でもSNSに敏感な人からすれば、チーズ牛丼を食べたくてもどこか避けがちになるのではないか?

良くも悪くも、チーズ牛丼の売り上げ市場はかなり動いていると思う。

これは僕自身の捉えた価値観であって、もちろん正解ではないが

一つ言うなら 、この発言は仲間内なら面白おかしくで終わったが、

全世界に配信してしまったことが間違いだったということ。

HaL


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