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悪夢の記憶

 トシを取って眠りが浅くなっている自覚がある。

 昔のように「夢も見ずに朝までぐっすりと!」などという芸当は年に1~2回の“快眠ボーナス”だ。先日購入したHuawei band7の睡眠記録も、連日「浅い睡眠」が50%以上となっていて、「どうやって測ってるか知らんけど、ちゃんと把握してるもんだなあ」と感心する。

 起きがけに夢の内容を日記アプリに記載しておくことが多い。毎日記憶が残っているわけでもないし、書くことにどれだけの意味があるのかは問わない。“記録魔”の性分だ。

 昨夜も悪夢にうなされていた。

 自分が一部を担当しただけの報道特別番組が大失敗し、なぜかその責任を私が負うことになり、「次の特番もやれ」と命じられ、「あーあ、年を越す大型プロジェクトになっちゃったよ」と。その憂鬱な気分を持ち越して目が覚めるのが悪夢の悪夢たる所以。「あ、夢だったのか。よかった」とホッとする。

 大学の単位が足りず卒業できそうもない、担当イベントの開催が迫っているのに歩いても歩いても会場にたどり着かない、電車の発車時刻が迫っているのに大雨で動けない・・・。バリエーションはいろいろある。

 他方、家族や友人同士から「こんな夢を見た」という話を聞いても、面白くもなんともない。「へー、だから?」ってもんである。

 それを知っていながらnoteネタにしているのだから、どうしようもないなあ。(23/5/13)


 

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