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「働きざかり」って?

 新しい部署で勤務を始めて10カ月が経った。昭和サラリーマンとして自宅ではさっぱり仕事が進まないのでテレワークは「なし」、週に5日せっせと通勤する。それでも、「カレンダー通りに9 to 5」という生活はとにかく身体の負担が少ない。かつての職場(報道局)と単純に比較することはできないが、「あそこではすごい働き方だったもんだなあ」との感慨だ。
 
 勤務時間に集中できるので着実に効率が上がっている実感があり、「ああ、このトシになって“宮仕え2.0”へアップデートされたのだなあ」と思う。

 もしかすると、これが世にいう“働きざかり”なのか。

 「働きざかりの50代で死去」などという使い回しを聞くたびに、「50代って、そんなに働いてるのか?なんといっても一番働いているのは20代だろうに」と思っていた。これってウチの会社だけなのか?

 いまは、こう思う。“働きざかり”とは「体力と判断力と気力のバランスがうまく整った状態」を指すのだ。20代、30代はまだまだ経験不足。50代でちょうどいい具合になるのが理想形、ということだろう。

 それも体力があり健康であってこそ。人によってここにバラつきがでてくるのも、50代だ。血糖値が高くて服薬が欠かせない私でも、ジョギング・ウォーキング・筋トレ・ストレッチを続けて、楽しく働き、楽しく読書を続ける。これがいまのところの目標である。
(22/6/6)

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