準耐火ハムスター

R4年学科合格、R5年製図合格のハムスターです。 学科は独学で350時間、製図は250…

準耐火ハムスター

R4年学科合格、R5年製図合格のハムスターです。 学科は独学で350時間、製図は250時間程度の通信学習で合格しました。 学科独学で一級建築士を目指す方に少しでも有益な情報を発信できればと思います。

最近の記事

試験は何だかんだでモチベ維持が一番つらい。

やる気はあるんです。やる気はあるんです。でも中々机に向かえません。テキストや問題集を開いても捗りません。 ちょうど1〜2月頃、僕はまさにこんな感じでした。 一級建築士試験は7月に学科試験、8月に学科の合格発表、10月に製図試験、12月(毎年嫌がらせのようにクリスマス前後)に製図の合格発表で1年の幕を下ろします。 戦略も練らず、大した勉強もせずに記念受験と散った令和3年12月末、製図まで進んだ猛者たちの阿鼻叫喚を目にした僕は1月から周りに差をつけよう!とやる気に満ち溢れていま

    • 製図試験の振り返り その2

      エスキス時に考えたことその1の続き、エスキス時に考えたことをまとめていきます。 読取りの段階で、 ・要求室そのものが少ない→おそらくボリュームを持て余す ・多世代交流やユニバーサルデザインなど、全体で求められる内容が要求室の特記事項に全く書かれていない→何かしらの表現が必要 ・屋根伏図に設備配置の意味は?→屋根で設備が絡むのは北斜 という思考になっていました。 そのためこの時点で「エントランスホールを多世代交流の場として機能させる」「UDは記述とイラストでしっかり書き込む」

      • R5製図試験の北側アプローチ論争について

        はじめにこのノートを見る方はR5年の試験問題を一通り読まれたかと思いますが、みなさんは北側アプローチについて有りだと思ったでしょうか?無しだと思ったでしょうか? ここでは僕の試験中の思考と解釈を記載したいと思います。 結果として標準解答例では2例とも北側の公園からも出入りができる(と解釈できる)図面となっていましたが、発表前までは「北側アプローチはランク3もしくはランク4の可能性大」という見解が主流でした。 僕は後述する理由から「北側アプローチは有り」と判断したわけですが、

        • 製図試験の振り返り その1

          はじめにこのノートは当日の思考回路をまとめただけのもので、正否については検証していません。 あくまで個人的な備忘録を自己満足で作成しただけです。 一受験生が試験当日はどのような精神状態で、6.5時間という限られた時間の中でどのようなことを考え、どのように整理したのか、一つの図面を描き上げるまでのプロセスはこんなもんなのかーと参考程度に眺めてもらえれば幸いです。 試験開始まず初めに、僕はものすごく上がり症です。 試験当日は運良くXで知り合い仲良くなった方が同室かつ隣の席で多少

        試験は何だかんだでモチベ維持が一番つらい。