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【緘黙症発症から治癒までの道のり】

こんにちは、かほです。

▷発症時期
緘黙症という認識はそれこそ大人になるまでありませんでしたが、保育園、幼稚園のころから人前でしゃべることにかなり抵抗感がありました。
「こんなときは何を話すのが正解なんだろう。」と常に考えていました。
親に相談しても、何を話しても大丈夫だから何か話しなさい。と言われるだけで、「話したい、聞きたいこともないのに何をしゃべればいいのかな。何の話題なら引かれないかな。」と過剰に考えていました。

▷小学生のころ
小学生のころから「私は人として何か欠けてる。今の時期にできるようになっておかないと大変なことがあるんじゃないか。」と考える子供でした。
それでも、年齢的に成長するうちに徐々に仲のいい友達とは普通に話せるようになったり、友達がいる場面では発言ができるようになりました。
高校生の頃にはだれとでも1対1なら話せるようになっていました。

▷社会人
就職してからはおしゃべりという最大の苦手なことをメインにする仕事についてしまったため、とてもつらかったです。
ただ、ラッキーだったのはお爺ちゃん、おばあちゃん相手だったのでそれほど緊張しなかったことと、数か月一緒に過ごすので慣れることができ、
それなりに仕事ができるようになりました。どんな仕事内容か、どんな人を相手にする仕事かどんな環境かも重要な選択と今、思います。

今では一対一や少数の中で話すことはできるようになりましたが、未だに
誰よりも発言は控えめという認識はあります。
ただ、昔のように「何を話せば正解なのか」という正解探しはなくなりました。
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過去の私が知りたかった情報や経験談を発信して、今辛い思いをしている人の力になれたら今までの私の苦労や辛さが報われるかなと思っています。
今辛くても大丈夫、もっと自分に優しくしてあげましょう。
勉強や学校や家事なんてしばらく休んでもさぼっても大丈夫。仕事も数日有給で休んでも回ります。
人生は長いので何より「自分が幸せに生きる方法」を学びましょう。それから勉強や学校や家事をすれば大丈夫です。
しかし、これには覚悟が必要です。周りの両親や友達や先生など正しい意見を言ってくる人がいたとしても、「私は必ず絶対に自分が幸せに生きる」「だから今、何を差し置いてもその方法を学ぶ」と決める覚悟が必要です。これがぶれると変化はありません。

ですが、この覚悟があると人生はどうとでもなります。
ともに生きましょう。

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