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主人公はドキュメンタリー映画の女性監督。
念願の映画賞の授賞し、幸せの絶頂を迎えながらスピーチをするも、手違いで主人公は落選。
受賞したのは同じ映画監督の夫だったという、超気まずい中物語はスタート。
主人公は新しい企画を練るために新人を募集。
なかなか決まらない中、1人「セーラム・エクスプレス」号の事件を持ち出した者がいた。
その野心的な女性新人に感化された主人公は採用を決定。
違法なことも気にせずに撮影を決行する。

ネタバレ感想

サメ映画だけどサメ映画じゃない。
巨大なサメに襲われ、セーラム号に避難するが出れなくなるというパニック映画。
その中で夫婦の仲や人間模様が渦巻くドラマは面白い。
しかし、しかしだね。
これ監督がエジプトの方なのよね。向こうの映画は詳しくないのだけど、エモい描写やらになると、ＢＧＭが鳴るのよ。
それは良い。だけど音量がデカいのね。
これ文化の違いなのかもしれないけど全然芝居に集中できないのよ(笑)
俳優さん、この手のパニックものの割には芝居は上手いのに、ＢＧＭが邪魔するせいで台無しなの。
特に暗い海の底での芝居なんで、それだけで雰囲気あるのに勿体ない。
そこ以外は面白いので、この手の映画が好きな人にはオススメ。
題材になったセーラム・エクスプレス号の事件自体が本当にあった話だったのも勉強になった。
特にラストシーンば本当に良かったので俺的にはアタリ映画。