フォローしませんか?
シェア
数え出したらきりがないから、逃げるように思考を止めることがある。 高校時代、友だ…
断崖絶壁を選んで咲いた花を見て、わざわざそんなところを選ばなくてもと思うのは、自由。し…
(フィクション) クリスマスは、忘れられない想い出がたくさんある。わたしは『絶対』と…
写真の中のわたしは 紛れもなくわたしだけど あの頃よりオトナになって 記憶の中の君の隣に…
ここで止まるようになっていたの 振っても意味なんてなかった 神様のサイコロは目がない ま…
美しく流れる君の髪 寝癖のついた、右肩の毛先 まるで愛されることが嫌いみたい 数奇な出逢…
窓越しの世界が、直線で切られていく。 アスファルト。コンクリートの壁。電柱。路駐された車。傘。人間が創ったものすべてを叩きつけて跳ね返る飛沫は、この乾いたインナーバルコニーにも侵入した。あれよあれよという間に、竿に雨雫が連なって、ぽたぽたと滴り落ちて染みをつくっていく。 不穏な音が聴こえる。 “ゴロゴロ” と表記するには可愛すぎるそれは、肚の底を刺激して日ごろ窘めている恐れの目を覚まし、あるいは遥か昔、とっくに捨てたはずの幼子のような怯えを呼び戻しながら、だんだんと近づい
聞いてもムダだって、 もうそろそろわかってほしいな。 特に食べたいものは、いつもないんだ。…
覚えておいてほしいんだけど。 愛情表現って人それぞれで。 お互いの愛情表現を知って、 受け…
憶えていないこと。 学校で習ったほとんどのこと。 ほとんどの先生の顔。 屋台で買って、食…