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髪を切ったよ。冬も間近に迫って来たから、長さには悩んじゃった。でも君が好きだったロング…
消せるボールペンで書いた あの日の夢を消しても 筆の跡は残ったまま 轍のように刻みつけた …
いつだって、幸せは目の前にある。どんな些細なことだってすべてが奇跡的に成り立っていて、そ…
窓越しの世界が、直線で切られていく。 アスファルト。コンクリートの壁。電柱。路駐された車…
聞いてもムダだって、 もうそろそろわかってほしいな。 特に食べたいものは、いつもないんだ。…
覚えておいてほしいんだけど。 愛情表現って人それぞれで。 お互いの愛情表現を知って、 受け…
危ないと言って、君が止めた、赤信号。 左右を確認、手を引いて駆けた、交差点。 大丈夫じゃん、と。 得意氣なわたし。笑う君。 赤でも黄色でも、青でも。 安全確認。自己責任。 そして一氣に、向こう側へ。 交通ルールは守っても、 誰かのルールで、人生を。 生きていたくない。 どんな交差点だって、 一緒なら、怖くなかった。 あの頃のわたしたち。 色眼鏡のない、わたしたち。 赤でも手を繋いで、渡れた交差点。 大人になった、わたしたちは。 青でも怖くて、渡れなくなった。
いつの間にか、 見覚えがあるような、 ないような、 場所にいて。 あっ、と思ったら目が合っ…
あの日も、そう。 こんな風に。 通り雨だった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー +C。 …
久しぶり。元氣そうでよかった。甥っ子?いたっけ?そうか、もうそんなに経つのか。相変わらず…
お久しぶりです。お元氣ですか。わたしは相変わらずあなたの知っているわたしを持ち合わせた、…
共に過ごした年月は。 五感をすべて使って。 洗いざらい、 アナタを言葉にして埋めた。 似…
■注意 このお話は、過去に書いた シリーズの番外編なので、 予習していただくと、 より楽しめ…
君は、不器用だ。 内面はさておき、手先のほう。 おかげで自他ともに認める、料理下手。 だからいつも、食事はわたしが作る。 一度でいいから、 作ってもらった食事を、 食べてみたかった。 随分と前に秘めた願い。 でも冗談抜きで不器用なのを 目の当たりにする度に、 そんな願いは萎れていって、 すっかり忘れていた。 食事を作ることに、 何か文句があるわけでも、 不平があるわけでもないのだけれど、 この願いがまた膨らんだのには、 理由がある。 自粛期間中、旦那が、彼が、 食