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#2 ハーバードの人生を変える授業       著者:タル・ベン・シャハ―

ハーバードで毎代の履修者が寄せ集めた「伝説の授業」を文庫化に。
「幸せ」研究の第一人者が授ける52のレッスン。

私は、この本を読み終えた直後、人生が劇的に変わったとは感じなかった。なぜなら、人生を変えるには52のレッスンを1つずつ時間をかけて行動に移すことが必要である。そのことをあらかじめ頭に置き、自分が行動に移したいことをピックアップしていきながら読み進めることをおススメします!

本書の読み方

○全部読み切ろうとせず、目次から気になる章をピックアップし、読む。
○章は、本文→Think→Action(実践)→名言 の順で書かれている。
○鉛筆とノートを準備し、メモしながら読み進める。
○実践したいこと、できそうな章には付箋を貼る。

この本書の52のレッスンの中から、心に残ったレッスンを3つ、名言と共に、ご紹介いたします!

失敗から学ぶ

年を重ねれば重ねるほど、失敗を恐れてしまいませんか?
なぜなら、責任の重みが増すからです。
しかし、失敗は、考えるほど恐ろしいものではないのです。

<実践>
今週一週間、毎日15分かけて、失敗した経験や状況について書いてみましょう。

このことら、自分の過ちをじっくり検証して失敗から学べば、自分自身と周りの世界についての観察力が強まり、自分がおかした過ちと自分自身を許すことができるのです。

「大胆に行動すれば、一時的に足場を見失う。大胆さがなければ、自分自身を失う。」                  セーレン・キルケゴール

いいところを探す

幸福というのは人生における客観的な出来事で決まるのではなく、出来事をどう解釈するかという主観的な心の動きによって決まる。
つまり、起こった出来事が最高なのではなく、最高のものにするということです。
<実践>
過去を捉えなおす。
どんなにつらいことがあっても、その経験から何を学び、どう成長したか時間を取って考えてみましょう。

「悲観論者はあらゆるチャンスに困難を見出す。楽観主義者はあらゆる困難にチャンスを見出す。」            ウィストン・チャーチル

気持ちを切り替える

人は誰でも「幸せうをあまり感じられない時期」を経験することがある。しかし、私たちはこうした時期でも不幸せに過ごさなければならないわけではないのです。
<実践>
「ハピネス・ブースター」を習慣化する。
毎日のスケジュールに何か一つでもハピネス・ブースターを取り込んでみましょう。
私の今日のハピネス・ブースターは、韓国ドラマ「恋のゴールドメダル」をみたことです♡

「人として得られる、できるだけ多くの喜びと情熱で、あなたの人生を見たしなさい。まずは1つのことをやってみて、その上にさらに経験を積み重ねていくのです」                マルシア・ウェクスラー

最後に

本書は、人生を今より、より良いものにするためのヒントが詰まった教科書です。私は、52のレッスンの中から、7つのこと紙に書き出し、日々の生活する中で見える位置に貼り、意識して生活しています。日々の生活の中で、つまずくことも多々ありますが、7つのことを思い出したり、本書の名言を見返すことで、以前より前向きに日々を歩んでいます。
学校、会社、家族の一員として頑張っているあなたに読んでほしい。

ぜひ、皆さんも人生の教科書として1冊手にしてみては?

「ハーバードの人生を変える授業」を見てみる

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