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【展覧会】ガウディとサグラダ・ファミリア展

世間が夏休みになる前に行っておきたかった展覧会。久々の東京国立近代美術館です。

事前に区の講演会に参加できました。この講演会はその展覧会に携わった方が登壇されるので、予習ができて裏話も聞けます。その上、展覧会のチケットがついてきます。住民税を払った甲斐があるというものです。

ただ、平日の夜でした。しかも木曜日という、月~金勤めの人は一番疲れているのではなかろうかという日です。今回はやたら睡魔に襲われて、後からメモを見ると聞き逃した点も多い模様……残念。

事前予約制ではないので開館の10時めがけて行こうとしたら、急ぎのメールに対応していて遅くなってしまいました。この数十分のロスは恐らく関係なく、到着したら既に行列が……ガウディを舐めたらあかん。

しかし、鳥獣戯画や若冲に比べれば、入場まで30分待ちなんて可愛いものかもしれません。鳥獣戯画は8時前にトーハクに着いて開館を待ち、甲巻に40分並びました(最盛期は入場まで170分、甲巻に160分)。若冲は前売りを買って初日の夜に行って大正解でしたが、会期が1カ月だったこともあって最大320分待ちだったようですから。

館内に入ってからも、この前で入場待ち
しかしこれを見るとワクワクしますね

入っても、人・人・人。人酔いしてしまうと飛ばして見がちです。もはや「観る」ではなく「見る」ですが、まあ出来るだけ見ることにしましょう。

1 ガウディとその時代
2 ガウディの創造の源泉
3 サグラダ・ファミリアの軌跡
4 ガウディの遺伝子

2章で破砕タイルを使ったのはガウディが最初と書いてあったように記憶していますが、グエル公園のトカゲなんて可愛いですよね。

3章は撮影可です。SNSにアップするなら #ガウディ展 と入れるようにと、どこかの壁に注意書きがありました。

この辺り、ガウディの螺旋や聖堂の柱の話だったと思いますが、その樹木状の柱は実際現地で観た時に、セロリの林みたい……と思った記憶があります。

塔が随分ありますね。行った時の写真を引っ張り出してみました。

グエル公園から
カサ・ミラから

アルバムを見返して凄いなと思ったのは、その日は朝からフィゲラスのダリ劇場美術館に行っていたのですよ。バルセロナから特急で1時間?もっと?
当時のスペイン語の先生に「あんな遠い所までよく行ったわねぇ!」と言われました。

バルセロナへ戻った後は、グエル公園(駅から結構歩いた記憶が…)やカサ・ミラ、カサ・バッリョなど訪れ、時間の関係でグエル邸は滑り込みアウトだったようです。

それでもその夜は疲れもなく「バルで軽く食べたら凄く安くてビックリ」という感想しか書いてありませんでした。若さってスバラシイ。

二十世紀末の話はともかく。

完成予想図と聖堂の柱。セロリの茎みたいじゃないですか?

いやはや人が多くて疲れました。展示室が小さく区切ってあったのも、人が滞留する一因だったと思います。空間デザインって大事ですね。

上述の鳥獣戯画や若冲もそうでしたが、ガウディも有名人。しかもサグラダ・ファミリアは、私みたいに「生きている間には完成しないかと思っていたら、できそうなの!?」と気になる人も多いのではないでしょうか。
こういう展覧会こそ日時指定にした方が良いと思うのです。

🖼

疲れたのでパスするかと思いつつも、ちらりと見るかと思い直して常設展へ。広い!寒い!人がまばら!結果的に、常設展で癒されたので良かったです。

東山魁夷《月篁》、藤田嗣治《五人の裸婦》
杉浦非水《東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通》 《ジャパン・ツーリスト・ビューロー》
速水御舟《茶碗と果実》

常設のミュージアムショップでも、企画展と同じ(と思われる)ポストカードは売っていましたが、一部かもしれません。

右上の藤田嗣治の絵は常設展に展示されていました。この乳白色の肌の色は本当に独特ですね。左下の2枚はPostcrossingに良いかなと思いましたが、最近時間がなくて全然書けていません。

ジュエりんごのおかげで、りんごっぽいものを見るとつい手に取ってしまいます。帰ってよく見ると桃のような割れ目があって、どちらかというとスモモでした。どちらもバラ科だからまあいいか……。

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