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企画展
大倉集古館の春 ~新春を寿ぎ、春を待つ~
2024年1月23日(火)~3月24日(日)
大倉集古館にて

初めてかと思っていたのですが、どうもこの横断歩道は渡ったことがあるな……このテラスにも出たことがあるな……このエレベーターの配置を知ってるな……初めてではないですね、多分。

令和6年の春を祝し、干支や吉祥、花鳥風月をテーマとした絵画を中心に展観という、おめでたい華やかな企画展です。

横山大観《夜桜》
大作ですねぇ。海外に打って出るために描いた作品、と解説にあった気がします。

小林古径《木菟図》
丸いお腹がもふもふで猫っぽいです。

龍関係を観て、静嘉堂@丸の内の『ハッピー龍イヤー』がかなり昔な気がするな……と思いますが、もう3月でしたね。

私はやっぱり好きなんだなぁと思ったのが、青磁。どうしても目が行くのですよね。

重要美術品の《青磁香炉》は龍泉窯。この、三本足で透かしの笹模様の金属が覆った香炉はどこかで観たのですが、どこだったでしょう。

そして、青磁のあの青緑と、藍が縞になったお皿は、鍋島藩ではありませんか!出光美術館でも観ましたが、各々の収蔵品だったようです。あの色合いに宝尽くしの模様は、一度観たら忘れませんね。

🗻

駅前にあるわけでもないのに、意外と外国人の方々が訪れていました。そういえば、この辺りは大使館が多いですね。アメリカ、スペイン、スウェーデン。だからでしょうか。

大倉集古館を出て、オークラ東京をぐるりと回るようにして虎ノ門ヒルズ駅まで歩いたのですが、途中の菊池寛実記念智美術館からも外国人の方がパンフレットを見ながら出てきて、本当に多いな~と思いました。

ビルの谷間で異彩を放つ

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