見出し画像

プリン・ア・ラ・モードに会いにゆく〜No.60「洋菓子・喫茶アマンデン」〜


2024年1月19日訪問

何だかんだで60店舗目である。
実は、昨年末頃に一度「キリもいいし、60店舗行ったらnoteに書くのも、プリン・ア・ラ・モードを食べに行くのも、もう辞めようかな」と思っていた。
文章を書くのが、億劫になってきているのに気づいたからだ。
たまに食べたら写真だけ撮って、旧ツイッターに流すだけで良いのかもしれない。長々とつまらない文章書いたって仕方ない。そもそもそんなに読まれてもいないのだから。
だが、そんな時に限って私の書いたものを読んだから食べに行ったという声を、同時に複数頂いたりした。
嬉しかった。こんな、何者でもないヨレヨレの書いた言葉を受け取ってくれた方がいた事に、素直に感動してしまった。
私は根が単純なので、すぐ思い直した。
やめるも続けるも私の自由だ。書きたいと思ったら書けばよいし、体がしんどくなったら休めば良いのだ。そうだ、そうだ!これでいーのだーーー!!と、脳内にオーケンの絶叫を響かせながら小田急線に飛び乗った。

1階がケーキ屋さんで2階に上がると喫茶店という構造だけで、もうワクワクする。

その上、ここの窓際の席からは電車が見えるのだ!

甦る鉄郎…私はメーテル…ではなく、鉄道オタク息子をかつて育てし者。
そういえば、息子は成長と共にすっかり野球オタクになってしまった。懐かしいな…などと、しばしぼんやり電車を眺める。

洋菓子店併設な喫茶店の何が嬉しいって、プリンの美味しさが保障されてるのはもちろん、生クリームが美味しいことだ。ホイップクリームでもいいけど、やはり生クリームは特別。

少し柔らかめに立ててある生クリームの曲線にしか出せない、この陰影。白桃の端が微かにキャラメリゼ様になってたのは意図的なものか、アクシデントだったのかは不明。野暮なことお言いでないよ!と、江戸長屋のおかみさんに脳内で叱られる。

とろりと柔らかい口当たりのプリン・ア・ラ・モードのお値段は、950円(税込み・訪問時)
古くて、決してきらびやかではないけれど、不思議と居心地の良い空間。

☆洋菓子・喫茶アマンデン
神奈川県相模原市南区東林間4丁目8−1
最寄り駅:小田急江の島線 東林間駅





貴方のサポートが、プリン・ア・ラ・モード保全運動(?)の力になります。 次は貴方の街のプリン・ア・ラ・モードに会いにゆくかも?!